柏原市議会 > 2007-09-20 >
09月20日-03号

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  1. 柏原市議会 2007-09-20
    09月20日-03号


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    平成19年  9月 定例会(第3回)              目次◇開議 午前10時0分 日程第1 報告第14号、議案第44号から議案第56号まで及び議案第58号、議案第59号、議案第61号、議案第62号並びに認定第1号から認定第9号まで 日程第2 一般質問     *公明党代表質疑・質問(堅木照久)…………………………………………95      理事者答弁      市長公室長兼広報公聴課長(三浦啓至)……………………………………97      健康福祉部長福祉事務所長(大橋 博)…………………………………97      都市整備部長(田中和美)……………………………………………………98      総務部長(松本健太)…………………………………………………………99      市民生活部長(中西 隆)………………………………………………… 100      教育部長(大森敏文)……………………………………………………… 100      上下水道部長上下水道部下水道室長(野口重弘)…………………… 101      再質問(堅木照久)………………………………………………………… 102◇休憩 午前11時47分◇再開 午後1時0分     *日本共産党代表質疑・質問(荒藤光子)………………………………… 118      理事者答弁      上下水道部長上下水道部下水道室長(野口重弘)…………………… 120      市民生活部長(中西 隆)………………………………………………… 120      健康福祉部長福祉事務所長(大橋 博)……………………………… 121      教育部長(大森敏文)……………………………………………………… 121      再質問(荒藤光子)………………………………………………………… 122◇休憩 午後2時31分◇再開 午後3時0分     *個人質問(鶴田将良)……………………………………………………… 136      理事者答弁      教育部長(大森敏文)……………………………………………………… 137      市長公室長兼広報公聴課長(三浦啓至)………………………………… 137      上下水道部長上下水道部下水道室長(野口重弘)…………………… 137      市立柏原病院事務局長(中川喜美治)…………………………………… 138      再質問(鶴田将良)………………………………………………………… 138     *個人質問(濱浦佳子)……………………………………………………… 141      理事者答弁      上下水道部長上下水道部下水道室長(野口重弘)…………………… 141      総務部長(松本健太)……………………………………………………… 142      再質問(濱浦佳子)………………………………………………………… 142      動議(巽  繁)…………………………………………………………… 148◇休憩 午後3時56分◇再開 午後4時55分      会議時間の延長……………………………………………………………… 148◇休憩 午後4時55分◇再開 午後6時50分      議会運営委員会委員長報告(中村幸平)………………………………… 148      再質問(濱浦佳子)………………………………………………………… 148◇休憩 午後6時53分◇再開 午後6時57分      発言(市長 岡本泰明)…………………………………………………… 149      発言(濱浦佳子)…………………………………………………………… 151      動議(寺田悦久)…………………………………………………………… 153◇休憩 午後7時20分◇再開 午後7時55分      議会運営委員会委員長報告(中村幸平)………………………………… 153 採決   議案第44号 (同意)……………………………………………………… 154      議案第45号 議案第47号 議案第52号 議案第53号 議案第54号 議案第58号 (原案可決)…………………………………………………………………………… 154      議案第46号 議案第48号 議案第49号 議案第50号 議案第51号 議案第55号 議案第56号 議案第59号 議案第61号 議案第62号(関係委員会付託)……… 154 日程第3 議運第1号 特別委員会の設置について………………………………… 154◇散会 午後8時1分●平成19年第3回柏原市議会定例会会議録(第3号)     --------------------------------●平成19年9月20日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開     --------------------------------●議事日程 日程第1 報告第14号 専決処分報告について      議案第44号 有功者表彰推薦について      議案第45号 寄附の収受について      議案第46号 工事請負契約の締結について      議案第47号 柏原市土地開発公社定款の一部変更について      議案第48号 寝屋川南部広域下水道組合規約の変更に関する協議について      議案第49号 大和川下流流域下水道組合規約の変更に関する協議について      議案第50号 柏原市立市民プラザ条例の制定について      議案第51号 柏原市立コミュニティ会館条例の一部改正について      議案第52号 柏原市個人情報保護条例の一部改正について      議案第53号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正について      議案第54号 柏原市手数料条例の一部改正について      議案第55号 柏原市道路占用料条例の一部改正について      議案第56号 柏原市法定外公共物管理条例の一部改正について      議案第58号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について      議案第59号 平成19年度柏原市一般会計補正予算(第2号)      議案第61号 平成19年度柏原市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第62号 平成19年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第1号)      認定第1号 平成18年度柏原市一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 平成18年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定について      認定第3号 平成18年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)歳入歳出決算の認定について      認定第4号 平成18年度柏原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第5号 平成18年度柏原市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第6号 平成18年度柏原市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第7号 平成18年度柏原市柏原駅西口地区市街地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第8号 平成18年度柏原市市立柏原病院事業決算の認定について      認定第9号 平成18年度柏原市水道事業決算の認定について 日程第2 一般質問 日程第3 議運第1号 特別委員会の設置について     --------------------------------●出席議員(19名)         1番      欠員         2番      山下亜緯子議員         3番      大坪教孝議員         4番      奥山 渉議員         5番      濱浦佳子議員         6番      橋本満夫議員         7番      中村保治議員         8番      笠井和憲議員         9番      竹田清一議員        10番      寺田悦久議員        11番      乾  一議員        12番      藤森洋一議員        13番      荒藤光子議員        14番      計盛佐登子議員        15番      堅木照久議員        16番      中野広也議員        17番      巽  繁議員        18番      鶴田将良議員        19番      乾 幸三議員        20番      中村幸平議員     --------------------------------●欠席議員(なし)     --------------------------------●説明のため出席した者の職氏名       市長          岡本泰明       副市長         辰巳英彦       教育長         三浦 誠       水道事業管理者     中谷繁数 市長公室       公室長兼広報広聴課長  三浦啓至       理事          市政 誠 総務部       部長          松本健太       次長兼危機管理室長   畑本裕次       人事課長        日下部圭司 財務部       部長          稲田邦敏       税務室長        山田寛顕 市民生活部       部長          中西 隆       次長兼市民課長     大阪東出       保険年金課長      山本昌晴 健康福祉部       部長兼福祉事務所長   大橋 博       次長兼高齢介護課長   田名出隆芳       健康福祉課長      村田善玄 都市整備部       部長          田中和美 上下水道部       部長兼上下水道部                   野口重弘       下水道室長       下水業務課長      華田知紀 駅前再開発事務所       所長          吉田茂治 市立柏原病院       事務局長        中川喜美治 会計管理室       会計管理者       加茂泰男 教育部       部長          大森敏文       次長兼スポーツ振興課長 山田善啓       次長兼指導課長     仲矢明夫 行政委員会総合事務局       事務局長        青木弘詞     --------------------------------●事務局出席職員       事務局長        酒谷健蔵       次長          阿部久明       主幹兼議事調査係長   山本俊博       事務局職員       雨辻克也       事務局職員       久保健二     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○乾幸三議長 おはようございます。ただいまの出席議員19名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。 △開議 ○乾幸三議長 直ちに開議いたします。 日程第1、報告第14号、議案第44号から議案第56号まで及び議案第58号、議案第59号、議案第61号、議案第62号並びに認定第1号から認定第9号まで、日程第2、一般質問を一括して議題といたします。 昨日に引き続き、代表質疑・質問を行います。本日は公明党代表者の質疑・質問からであります。公明党を代表して、堅木照久議員、登壇願います。   〔15番 堅木照久議員 登壇〕(拍手) ◆15番(堅木照久議員) 皆様、おはようございます。15番議員、公明党の堅木でございます。 議長のお許しを得まして、平成19年第3回の定例会におきまして、議案並びに一般に対する質疑・質問をさせていただく機会を与えていただいた同会派の議員初め議員各位の皆様に厚く御礼申し上げます。 さきの9月17日、敬老の日を前にして、我が国では100歳以上の方が初めて3万人を突破したという報道があり、柏原市でも100歳以上の方が19人いらっしゃるということであります。 男性の国内最高齢者の方は、これもギネスブックに載せられておりまして、世界最高齢者の男性として認定されました。111歳、宮崎県の方であります。その方は、大変にお元気で、毎日、新聞を読むのと日記をつけるのが日課だそうで、宮崎県知事の東国原知事がお祝いの訪問をされた折にも、知事からその方に対しまして、人間の寿命は125歳という説もありますが、その限界をはるかに超えていってほしいと期待をされています。 柏原市におきましても、岡本市長さんが9月5日に100歳の村田さんを訪問され、長寿をお祝いされました。 健康長寿を目指して、国は新健康フロンティア戦略をことし4月18日に制定されました。その中に、健康を家庭、地域全体で支援していくことが重要であると、家庭の役割の大切さ、そして学校、保健所、公園などに子ども、子育て中の親、近隣住民、そして高齢者などが集まるというかつての姿、地域コミュニティを回復することの重要性が再認識されています。 健康づくりも介護予防も、地域づくりから始まるのではないでしょうか。高齢者が社会参加しやすい環境、そして文化があって、一人一人の健康を守りはぐくむことができる地域社会がつくられ、本当に健康で長寿の社会をつくりはぐくむことができるのだと思います。 以上の観点から、通告順に従いまして質疑・質問をさせていただきます。 整理番号46、47は、議案第50号の柏原市立市民プラザ条例の制定についてでありますので、あわせてご答弁をお願いいたします。 1点目は、第14条の会議室の使用料についてであります。算定根拠をお伺いいたします。 2点目は、第15条のその使用料の減免について、どういう場合を想定しておられるのかお伺いいたします。 整理番号48は、昨日、議案の取り下げがありましたので取り下げをいたします。 整理番号49、議案第59号 平成19年度柏原市一般会計補正予算(第2号)、歳出、款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費については、一時預かり事業についてお伺いをいたします。 整理番号50、一般質問に移らさせていただきます。市民プラザ。(仮称)子育てホッとステーションについてお伺いをいたします。 整理番号51、シニア支援センターの設置についてお伺いをいたします。 整理番号52、危機管理につきましては、市町村耐震改修促進計画の策定の進捗状況についてお伺いいたします。 整理番号53、災害時の情報伝達・避難支援についてお伺いいたします。 整理番号54、多重債務問題の相談窓口の充実についてお伺いいたします。 整理番号55、道路照明。スポンサーが道路照明を設置するアドプトサインの制度創設についてお伺いいたします。 整理番号56、地球温暖化対策のための市民啓発の取り組みについてお伺いいたします。 整理番号57、昨年9月からJR高井田駅において実施していただいているレンタサイクルの成果と今後の拡充についてお伺いします。 整理番号58、教育。児童の安全確保について、平成17年度から3年間の緊急対策として府教委は学校安全緊急対策事業として実施していただいておりますが、この中で、学校安全監視員などを引き続き事業として行っていただけるのかお伺いいたします。 整理番号59、特別支援教育について。柏原市の教育委員会の取り組みについてお伺いいたします。 整理番号60、市制施行50周年記念事業についてお伺いをいたします。 整理番号61、下水道。柏原市公共下水道事業特別会計については、使用料の算定の基本的な考えをお伺いします。 以上で第1回目の質疑・質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○乾幸三議長 議場内が暑いので、上着を脱いでいただいても結構です。 公明党代表者の質疑・質問に対し、答弁を求めます。   〔中村副議長 乾議長にかわり議長席に着く〕   〔三浦啓至 市長公室長 登壇〕 ◎三浦啓至市長公室長 おはようございます。 公明党代表、堅木議員の質疑・質問のうち、私からは整理番号46番、47番、60番の3件についてご答弁申し上げます。 なお、整理番号46番と47番の質疑内容は議案第50号 柏原市立市民プラザ条例の制定についてでありますので、一括してお答えさせていただきます。 まず、会議室の使用料は、管理費、清掃費、光熱水費など施設の維持管理に必要な経費をもとに、近隣の施設の使用料を参考に算出しております。 近隣施設の1平方メートル当たりの時間単価で比較しますと、リビエールホール会議室、羽曳野市の生活文化情報センター、これLICはびきのというんですけれども、そこのセミナー室、八尾市生涯学習センター大研修室よりも安くなっております。 次に、使用料の減免につきましては、原則として、会議室を使用されるすべての方に使用料を納付していただくことを考えております。条例15条にあります市長が減免を必要と認める場合とは、具体的にそのような事例が出てきたときに個別に判断してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解願いますようお願いします。 続きまして、整理番号60番、質疑事項は市制施行50周年についてであります。 市制施行50周年記念事業につきましては、昨日、他会派のご質問にお答えしましたとおり、できるだけ簡素にを大前提としつつ、一過性に終わらせることなく、市民参加、市民協働で実施するとともに、今後も広くご意見をいただきながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。   〔大橋 博 健康福祉部長 登壇〕 ◎大橋博健康福祉部長 おはようございます。 私からは、整理番号49番、50番、51番の3件について答弁を申し上げます。 まず、整理番号49番であります。一時預かり事業についてお尋ねをいただいております。 JR柏原駅西口地区市街地再開発ビルの公益棟の5階において、家庭における子育てを支援するために、幼児一時預かり事業を実施する準備を現在進めているところでございます。 対象は1歳6カ月から小学校就学の始期に達する幼児で、預かり時間は午前9時から午後4時30分までの時間帯で実施を予定しており、専任福祉士が従事しますが、一時預かりに来られる子どもの心理面を考慮に入れまして、30分単位で3時間を限度に行う予定であります。 現在、11月中旬開始を目途に、その運営内容について、本市及び他市で一時預かりを実施している施設の視察等を行って研究しているところでございまして、十分検討した上で実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、整理番号50番であります。(仮称)子育てホッとステーションについてご質問をいただいております。 このことにつきましては、昨日の他会派の答弁でも申し上げましたところでありますが、JR柏原駅西口地区市街地再開発ビルの5階において実施するもので、このたび地区福祉委員、民生委員・児童委員、老人クラブ、行政協力委員及び関西福祉科学大学の皆様により運営委員会を立ち上げていただきました。 その中で、ご質問では(仮称)子育てホッとステーションといただいておりますが、その名称を「ほっとステーション」を決めていただきました。「ほっと」は平仮名で「ほっと」と書きまして、暖かいということと、またこの広場に来てもらって、利用者にほっとしていただくことから命名されましたので、ご報告させていただきます。 このほっとステーションの運営でありますが、さきに申し上げました地元地区福祉委員の皆さんが中心となり、当初は、子育てを中心とした、主にゼロ歳児から3歳児までの乳幼児とお母さん等を対象に、つどいの広場として始め、以後、段階を追って対象を拡大していき、最終は乳幼児からお年寄りまでが集える集いの場として展開できるように運営委員会で考えていただいております。 運営にあっては、時間は午前9時から午後5時までで、土曜、日曜、祝日を除く平日を、運営委員の皆さんと保育士も加わり管理していただく予定であります。 オープンは11月中旬をめどに進めていただいており、今後においても運営会議を開き、内容を詰めていかれるところでありますので、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号51番であります。シニア支援センターの設置についてお尋ねをいただいております。 戦後のベビーブームで生まれた団塊の世代が、いよいよ高齢者の仲間入りをし、いわゆる超高齢社会を迎えようとしています。本市では、このようなシニア世代を支援すべく各種事業を行っております。 例えば、シルバー人材センターの事業に補助することによって、高齢者の就労と生きがいづくりを支援しています。また、元気高齢者支援事業として、老人クラブが自主的に実施しているシニア大学やシルバーヘルススポーツ講習会などを支援することにより、高齢者に教養を身につけていただくとともに、健康づくりにも寄与しています。 また、市民のボランティア意識の高揚等を踏まえ、地域で認知症の高齢者等を支える介護予防サポーター養成講座や、高齢者の就労と生きがいづくりを目的としたコミュニティワーカーズ活動支援事業を実施しているところであります。 この団塊の世代と言われる皆様は、長年職場で培ってこられた能力や経験をお持ちの貴重な人材です。その人材をフルに生かせるよう、市の関係機関や社会福祉協議会に設置されておりますボランティア、市民活動センターとより一層の連携を図り、またシニア支援センター設置の必要性も検討しながら支援の輪を広げていきたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。   〔田中和美 都市整備部長 登壇〕 ◎田中和美都市整備部長 続きまして、私からは整理番号52、55、57の3件につきまして答弁申し上げます。 まず、整理番号52でございます。 建築物の耐震改修の促進計画は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を教訓として、今後の地震に対する備えとして、昭和56年以前の建築物の耐震診断及び耐震計画を促進するためのものでございます。 このことから、建築物の耐震改修の促進に関する法律が平成7年12月に施行され、その後、平成18年1月26日に同法律の一部が改正されました。この法律では、都道府県の耐震改修の促進計画を速やかに策定するように位置づけされており、市町村においても同計画を定めるように位置づけをされております。 これを受けまして、大阪府は、平成18年12月に耐震改修促進計画である大阪府住宅建築物耐震10カ年戦略プランが策定されました。 一方、本市の耐震改修の促進計画につきましては、現在、調査研究中であり、今後、早急に同計画を策定してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 次に、整理番号55でございます。 道路照明灯の設置費用を企業等にご負担をしていただき、かわりに企業名等を表示する、いわゆるアドプトサインの制度は、本市の財政状況等を考えますと歓迎すべきことと思っております。 しかし、企業等の希望される設置箇所ではなく、本市の計画する箇所に限定されることや、大阪府の屋外広告物条例では許可の対象となっていないなど、考慮すべき点がございますので、先進の府県や他市の事例等を研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 続いて、整理番号57でございます。 本市におきましては、平成18年9月から、JR高井田駅第1自転車駐車場において、放置された自転車のうち、6カ月を過ぎても引き取りがなかった比較的新しい自転車を選び、レンタサイクルとして市民の方々に利用していただいております。 本年度の利用状況につきましては、8月末現在で、一日貸し242件、一泊貸し17件、定期貸し12件の合計271件の利用数があり、一日最大8台の利用者がございました。これは、昨年の105件に比べ、利用者は多くなってきており、利用者の方には非常に喜んでいただいておるものと考えております。 また、他の主要駅でもレンタサイクルを実施してはどうかということにつきましては、既にJR柏原駅の西口で民間の方がレンタサイクルを実施されておりますので、十分に調整を図りながら、幅広く、気軽に利用していただけるよう考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。   〔松本健太 総務部長 登壇〕 ◎松本健太総務部長 私からは、整理番号53番についてご答弁申し上げます。質問事項は危機管理についてでございます。 近年、日本各地で地震や台風など大規模な災害が発生しており、防災対策についてはいろいろな課題が新たに認識をされております。 その一つに、お尋ねをいただいております大規模災害のおそれが出てきたり、避難勧告などを発令する場合、住民の方々への情報伝達、避難支援などがございます。 本市では、平成18年度に、住民に対する防災情報の発信力の強化や情報共有体制の充実を目指しまして、府及び府内市町村の共同事業といたしまして、おおさか防災ネットを立ち上げたところでございます。 この防災ネットにつきましては、1つ目に、府民と行政が共有すべき災害情報を一目で把握できるような防災ポータルサイトの構成、2つ目に、いち早く災害情報を知らせることができるメールの配信、3つ目に、初災ゼロ秒後から広域的、視覚的に情報収集が可能となる高所カメラの設置などであります。 このおおさか防災ネットによりまして、ホームページでの情報伝達、避難支援、またメールへの登録をされている住民の方々につきましては、メール配信による情報伝達、避難支援を行い、さらに報道機関などを通じて情報伝達、避難支援ができるものと考えております。 それ以外に、住民の方々への情報伝達などの方法といたしまして、市内14カ所に設置をしておりますパンザマスト及び市広報車による広報活動により、より早く、より広く、市民の皆様への災害時の情報伝達、避難支援を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。   〔中西 隆 市民生活部長 登壇〕 ◎中西隆市民生活部長 続きまして、私からは整理番号54番、56番の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号54番の多重債務問題の相談窓口の充実についてでございます。 多重債務問題は、多数の消費者金融や信販会社の利用を重ねた結果、雪だるま式に借金がふえてしまった状態をいいますが、もはや自己の収入では返済できない債務総額を抱えてしまった債務者は、夜逃げや自殺など深刻な状況に追い込まれてしまうなど、本人の責任等原因はともあれ、重要な社会問題であると認識しております。 多重債務者の相談につきましては、現在は法律相談や被害者団体の大阪いちょうの会への紹介で対応しているところでございます。 多情債務問題の相談業務をするためには、事案の性質上、高度な専門性や知識、豊富な経験が絶対条件となりますので、現時点では困難であると考えておりますが、ついこの間、8月に大阪府が大阪府多重債務者対策協議会を設置しましたことから、今後、大阪府や協議会の動向を見極めながら、本市としての対策を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号56番でございます。地球温暖化対策について、その市民啓発について伺うということでございます。 地球温暖化の問題は、地球規模の問題であり、地球温暖化対策の推進に関する法律にもうたわれておりますように、国民の協力が欠かせない問題であります。 本市における地球温暖化対策の市民啓発につきましては、広報かしわら、柏原市のホームページに啓発文を適宜掲載しております。また、本年の6月3日に行われました環境フェアにおきましても、啓発ビデオ上映やパネル展示も行いました。また、この夏休みに実施いたしました星空の観察会におきましても、地球温暖化対策の講演を実施いたしました。 今後は、地球温暖化対策の出前講座を開設し、家庭にあっても取り組める節電、冷暖房の適切な温度設定、節水、公共交通機関の利用、環境家計簿の活用など、市民の関心と理解を深めていただくよう、一層の啓発を行ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。   〔大森敏文 教育部長 登壇〕 ◎大森敏文教育部長 私からは、整理番号58番、59番の2件について答弁申し上げます。 まず、整理番号58番、児童の安全確保についてであります。 大阪府教育委員会は、続発する学校内への不審者侵入事件に対して、児童の安全確保を図り、また事件を未然に防止するため、平成17年度から3年間の緊急対策として学校安全緊急対策事業を実施しております。 本市もこの事業を受け、学校の校門で来校者等のチェックと不審者の発見を主な業務とする学校安全監視員シルバー人材センターに委託し、高井田分校を含む市内全小学校に配置いたしました。 また、児童の安全確保につきましては、各学校園では、危機管理マニュアルに基づいて、不審者侵入を想定した防犯訓練や防犯ブザーの配布、さらに通学路における不審者の発見と通報をお願いする学校安全モニター員、各小学校の青少年健全育成会の子ども安全見守り隊など、地域の諸団体の方々に通学路のパトロールをしていただいております。 平成17年度から3年間の緊急対策として実施された小学校への警備員等の配置事業でありますが、子どもの安全というものは何よりも重要な課題の一つであるという考えに立って、この予算を維持するとの大阪府知事表明がありました。現在、大阪府教育委員会において、この事業の詳細について検討中で、具体的に決定しましたら、その方向で本市も実施していきたいと考えております。よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号59番、特別支援教育を進めるためには、児童・生徒の学習面や生活面でのつまずきに、まず教員が気づくことが重要になってまいります。本市では、すべての小・中学校が特別支援教育校内委員会を設置し、担任や関係教員の気づきをもとに、子どものより細かな実態を把握し、専門機関とも連携しながら、必要な教育的支援を行っております。 また、平成18年度から大阪府より配置された特別支援教育リーディングスタッフ教員が、各校の特別支援教育コーディネーターと連携し、校内支援体制づくりのアドバイスや情報提供を行っているところでございます。 委員会としましては、幼稚園を含めた各校園の特別支援教育体制をサポートするために、臨床心理士、学識経験者、精神科医を構成員とする専門家チームを設置いたしました。専門的な立場からのご助言をいただいて、教育現場での特別支援教育の推進に努めるとともに、幼稚園、小学校、中学校の支援状況やニーズに応じて学生ボランティアを派遣するなどの人的なサポートも今後検討してまいります。 さらに、通常学級に在籍する児童の自立支援に向けた市内通級指導教室の設置も視野に入れて、総合的な支援体制づくりに努めてまいります。ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。   〔野口重弘 上下水道部長 登壇〕 ◎野口重弘上下水道部長 続きまして、私からは整理番号61番についてご答弁申し上げます。 下水道使用料の算定につきましては、まず汚水管渠にかかる人件費、管理にかかる人件費でございます。それと施設の補修費、管渠清掃費等の維持管理費と施設建設にかかります元利償還金であり、資本費の合計額が汚水処理経費として算出しているところでございます。 次に、一般会計より基準内繰入金として示されている水質検査費、窒素、燐の除去にかかる高度処理費に関する経費等と、資本費平準化債の借入額を、先ほどご説明させていただきました汚水処理経費から除いた額が使用料の対象経費となっているところでございます。 この使用料対象経費と、現行の使用料収入見込み額を、それぞれ2年から4年の算定期間で算した後、今後の下水道経営の分析を行い、適正な使用料を設定することが下水道使用料の基本的な考えとなっております。よろしくご理解賜ますようお願い申し上げます。 ○中村保治副議長 以上で一通りの答弁は終わりました。堅木照久議員、再質問ありませんか。 ◆15番(堅木照久議員) それでは、通告順に従いまして再質問させていただきます。 整理番号46、47については、会議室の使用料についてでございますが、この算定根拠というのは、ご説明がありましたように、そういう維持費とかをしていくと。 それで、リビエールホールとか羽曳野のLICはびきのですか、それとか八尾市のかがやき、生涯学習センターよりも安いということでございましたけれども、ちょっと柏原市の、既にK.I.ホール、これは勤労者センター条例で、他目的ホールが9時から、これは時間は11時30分までですけど、午前の使用で3,500円。こちらの駅前の市民プラザでありますと8,000円ということなんですね。1日借りますと、9時から9時まで同じ2万円で市民プラザはお出しになってますけども、勤労者センターであれば1万4,000円ということであります。駅近とか、立地的なこともありますでしょうけども、公的な機関として、市民に大いに利用していただくという意味ではいかがなものかなと思います。 それで、ちなみに国分の方にも同様の柏原市立国分図書館があるんですけども、ここも他目的室を持っておりまして、ビデオなども上映できております。かなり市民の方も安く利用させていただいて、これが9時から12時までで3,000円でございます。1日借りますと1万円でございます。ですから、国分と柏原駅前と、2万と1万という感じで、高いなという気がしております。 ちなみに、この隣のリビエールホールも、どれを想定したらいいかと迷いましたところ、レセプションホールが近いんかなと、今回の大会議室のですね。大会議室ばかり取り上げて申しわけないんですけども、ここのレセプションですと、9時から12時で平日3,200円。それが、市民プラザでありますと9時から13時で8,000円と。これはちょっと、何か平米単価どうのこうのとおっしゃいますが、どういうふうに算定しはったんか、もう一度、この差をどう考えはるか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎三浦啓至市長公室長 実際、使用料に関しましては非常に悩みました。答弁でもありましたように、いわゆる立地条件をかなり考慮しました。それと、私どもも、まちづくりの委員会にもお諮りしました。やはり、中では、立地条件で使用料につきましては、例えば1割から2割ぐらいアップしても十分やっていけるんじゃないかという答えもありました。逆に、段階的に使用料を上げていった方がいいんじゃないかと、要はそれの方が将来いいんじゃないかという答えもありました。 なかなか条例で使用料を決めておりますので、それは非常に難しいとこもあるんですけども、いずれにしましても、この金額につきましては、基本的に、今現在、今度の新しいところは、例えば1平米当たり10円70銭ということで、細かい金額は、例えばリビエールホールはあくまで会議室で計算しておりますけど、例えば11円10銭と。LICはびきのさんなんかは11円60銭ということで、八尾市のかがやきなんかは12円80銭ということで、これから比べると若干安いんではないかと。 この会議室の使用料につきましては、そういう意味で非常に悩みましたけども、一応これが適正価じゃないかと。やはり今後、今現在、サンプラザも入っておられますし、今後、りそな銀行も来ますし、そういう駅前の、一番の一等地という言葉はないんですが、わからないんですけども、一番いい場所なんで、これぐらいの使用料が適正じゃないかというように決めさせていただきました。 ◆15番(堅木照久議員) 平米単価をおっしゃいましたんで申し上げますが、そしたら、そういう時間帯のことをちょっと伺いたいんですけども、どこも、例えばK.I.ホールでいきますと9時から11時30分までということで午前の換算ですね。国分図書館ですと9時から12時。リビエールも9時から12時。ところが、市民プラザでいきますと9時から13時となっております。 これは、ご担当者に事前にお聞きすると、片づける時間と、きっちり終わらへんやろうということでおっしゃっているんですけど、市民にしたら、午前中の会議は大体昼食を挟まないと思うんですね。ですから、例えばこれを9時から12時にしていただければ、1時間でも平米単価が取られないと。 要らない分まで払ってるんじゃないかなという危惧をしてるんですけども、これ、次の借りはる方は13時から17時、また次は17時から9時と、本当に途切れなくみんな貸すという感じですけども、どっちかいうと、市民的には9時から12時にしていただいて、次の方は1時からと。その間は清掃をかけるとか、指定管理者になるかわかりませんけども、ごみが落ちてないか点検したり、そういうような期間も要りますでしょうし、もしか1時まで借りたい人は、延長ということでお取りになったらいいと思います、追加料金をね。そういうことも考えはれへんかったんかなと思います。 それともう一つ、平米単価で、電卓ではじいたらわかると思うんですけども、この8,000円とか、きっちり、4,000円とか、小会議室で3,000円になってますけども、これはひょっとしたら切り上げはったんちゃうかと。そういうことで、ほんまは何百円と出てるんだと思います。例えば7,600円とか、それが8,000円なりね。それが徐々に積もったら、結局高いものになってしまうんで、どうか切り上げることなく、すっきりそのまま出していただいてもいいですし、きっちり、ちょっと切り捨てていただいてもいいですし、そういうこともこの料金ですね。 なぜこだわってるかといいますと、これやはり市民の税金でつくった、しかも本当に集っていただきたいと、これを大いに利用していただくことが市民の活性化につながるしということをもくろんでおられると思います。我々もそう思っておりますので、この午前の大会議室8,000円も高いし、小会議室といったらほんまに会議室、これね。 国分図書館、ちょっと言いますよ。会議室は、実は時間単位で貸してくれてるんですね。だけど、これは3,000円と書いてますけども、例えば9時から12時だったら1,200円ですわ、ほんまに。ほんで、リビエール、ちょっとここに言いますと、ご承知のように9時から12時、会議室900円です。どうして安堂の駅の前にあるリビエールとJR駅前の会議室が、立地いいとおっしゃいました、グレードも高いと。リビエールもかなりグレード高いと思いますけども、900円と3,000円のこの会議室の違いね。 それとか、会議室も何か平米単価で出してはるということですけども、たしか平米がそれぞれ違うんですね。それが皆一律に3,000円になっている。これも明らかに切り上げてると思いますけども、その辺、どうでしょうか。 ◎三浦啓至市長公室長 確かに切り上げております。 先ほども、ちょっと触れませんでしたけども、基本的に、こういう話しすると、そこまで細かいことまで言うのかというふうになるんですけども、基本的に市民プラザの会議室につきましては、特に備品等は当然料金に入っておりません。例えば、リビエールは、比較しますと、細かいマイク1本まで金額に入ったりしております。 だけど、本来、そこまで細かくする必要はないと思うんですけども、基本的には、先ほども言いましたように、料金につきましては本当に悩みました。だけど、駅前という立地条件と、新しい施設ということの期待もかけまして、確かに料金が高ければ利用者が少ないのか、料金が安ければ利用者が多いのかというのは、なかなか一概には申し上げにくいものだと思います。 将来、市におきましてもいろいろ事業を展開していきながら、できるだけたくさんの人に利用していただくように、今後ともいろいろ研究していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆15番(堅木照久議員) 本当にこの料金は悩ましいことで、最初に決めはるときにいろんな柏原市内の施設、単価とか見ていただいてね、実はこの勤労者センターの多目的ホールの金額を決めはるときは、たしか委員会で何か要するに比較検討されたと思います。そういう意味では、ちょっと記憶が定かでないのであれですけども、そういう議事録見ていただいたらいいと思います。何よりも安く、何よりも高くという感じで。 ですから、今回、大会議室が8,000円であるとか、それから小会議室は3,000円だということについては、非常に利用者にとって高く感じるものではないかということだけ申し上げときます。 また委員会もありますでしょうし、また今後の利用の稼働率も、これによってどうなのかという、今、三浦公室長がおっしゃったように、安いからたくさん借りるものではないかわかりませんけども、やはり市民にとっては、参加者の費用でやると思うんです。NPOにしても、市民団体にしても、やっぱりそういうようなものを何回も繰り返し繰り返し使いはるものでありますので、どうかこれはご検討の余地があれば、ご検討して、市長に聞いてもいいでしょうか。市長、どんなものでしょうか。
    ◎岡本泰明市長 今までここに座らせていただいておりまして、公室長と堅木議員のやりとり、いろいろ聞いておりました。 私も私なりにいろいろ考えておりまして、どのように考えたらいいかと、非常に難しい問題であります。 今、こういった問題を、まず相談といいますか、審議していただくということは、まちづくり委員会の皆さんに話をする場合が多うございます。そういったまちづくり委員会の方は、みんな民間の出身の方ばかりなんです。民間感覚でというような答えが出てくる場合が多うございます。 私は、民間感覚を、いわゆる市の行政ということになるべく感覚として取り入れていきたいと、そのように基本的に思っております。そういった意味で、室長の方もいろいろ練り上げてこの料金をつくってきたというふうに思っております。 しかしながら、今のやりとりを聞いておりまして、委員会でもまたいろいろご論議いただくと思いますが、しばしこの状態で様子を見てと、それでそごがあれば改正するにやぶさかでないということが一つ。 それから2つ目は、私は有料でちょうだいするところ、使用していただくところはところでいいと。しかし、反面、無料でそういう会議とか、そういったことができる場所を供する必要があるんじゃないかと。だから、市民の皆様に選択の余地を持ってもらわないといかんと、そういう意味で、今、ある某所を、割合広うございます。今の市民プラザより数倍広うございます。そういったスペースを貸していただけないかということで、今、鋭意交渉いたしております。非常に近くでございます。 そういったところを、要するに市民の皆さんに、お金を払って、いわゆる高級なところで、いい雰囲気で会議をしていただくと。例えば、都ホテルなりロイヤルホテルなり、またニューオータニなり帝国ホテルなり、ホテルによっても料金違います。そういった意味で、要するに市民の皆様に自分の状態、気持ちで選択していただけると。そのときに、議員おっしゃるように、みんな料金高いんだということでは、これは話にならんと。だから、無料でお使いいただけるところも用意して、そして有料でいただくところも用意して、有料もA、B、Cという段階もあって、そして市民の皆様に幅広く、私は無料のところでいいと、私は高く払っても、雰囲気のいい、備品のいい、いわば会議として非常に権威のあるものだと、そのような考え方によって選択をしていただける、そういう場所をぜひ片や用意していきたいなというふうにも考えております。 また委員会でひとつ、どうぞよろしくお願いします。 ◆15番(堅木照久議員) ありがとうございます。 続きまして、減免についてでございますが、これはどういうことを想定されているのかお聞きしたいと思いましたが、ご答弁ではまだ、そのときに考えるというご答弁ですので、それ以上お聞きしませんが、やはりこの減免もよく考えていただいて、恐らくはすべて取る方向だと思うんですけれども、何が減免されるのか、私たちもよくそういう点を知りたいと思いまして、ご質問させていただきました。 続きまして、整理番号49、一時預かり事業については、なぜ30分単位で3時間が限度なのか、それ以上はなぜだめなのかと、それをお聞きしたいと思います。 ◎大橋博健康福祉部長 3時間という根拠でございますが、一つは、食事を提供させていただかないという限度が3時間だということで配慮しております。 それから、きめ細かくお預かりするいうことで30分単位ということに設定させていただいております。 ◆15番(堅木照久議員) それでは、料金はどのぐらいか、ちょっと教えていただけますか。 ◎大橋博健康福祉部長 料金につきましては、近隣等のお預けいただいておりますところを参酌しまして、民間のそうした預かりの金額に影響を与えないように、今のところ、要綱を考えておるわけでございますけども、まず1時間当たり800円を想定しております。これも民間に影響を与えないような金額ということで想定しております。 ◆15番(堅木照久議員) それですと、3時間を限度にお預けしますと2,400円と。 実は、いただいております子育てホット情報の柏原市でいきますと、一時保育サービス、これが緊急保育なんですけども、生後4カ月から小学校入学前の子ども、市に在住しておる方は、3歳未満は1日で2,600円ということで、3歳以上は1,400円と。これも、今、やっぱり駅前で場所がいいんですかね、3時間預けて2,400円というのは。 しかも、例えば想定されてるのは、多分JR柏原駅前ですので、そこから3時間で阿倍野へ出て、何か片づけて、また帰ってこようと。ですから、車で連れてきはると思うんです。徒歩ではなかなかね。ですから、駐車場料金も、きのう午前中お聞きしましたら、最初の40分は無料ですけれども、あとの20分は100円、100円、100円ですから、その件も考えますと、かなり、あそこに子どもを連れていって、お預けして、3時間の用を足して帰ってきたら、それは一時保育サービスよりもうんと高いんじゃないかという、また高い安いの議論をさせていただくんですけど、その点はどのようにお考えですか。 ◎大橋博健康福祉部長 今、一時保育サービスの方でご提案いただいております。 これは、8時間預かっていただいてという、2,600円という数字になっておりまして、私どもはそういったことも考慮しまして現在800円を想定しておるわけでございます。 ただ、駐車場との兼ね合いで、金額云々ということで考えてはございませんのですが、民間経営を圧迫しない、700円というところがかなりございまして、それを圧迫しないということで800円の想定をさせていただいた次第でございます。 ◆15番(堅木照久議員) そうですね、ファミサポでも1時間700円ということで、それは存じております。 一応、一時預かり事業がスタート、定員がたしか4名ぐらいでしたかね、スタートしますが、本当に3時間を預かっていただく、何も与えないということで、飲まず食わず3時間いていただくいうことでありますが、ほんまにこの場所で、こういういいところで、どっちかいうと水分も与えなあかんやろし、何がしかその費用も取ってもいいけども、一時保育ですと、飲食料として400円お取りになってるんですね。 そういう意味では、やはり値段の件もありますし、時間の件もまだまだこれから検討の余地があるんじゃないかなと思って質問させていただきました。 続きまして、整理番号50、子育てほっとステーションについては、私どもの会派から武蔵野市の0123のような、気軽に親子が集えるというか、他市からも、ちょうど武蔵野は吉祥寺という駅があるんですけども、そこにそういう集いの広場がありまして、無料でお母さん、またはおばあちゃんがお孫さん、子どもさんを連れて、いろいろな相談もできて、けがと弁当は自分持ちという感じだったと思うんですけども、本当にこういうのをつくっていただきましてありがたいと思います。 どうか、これからも他市から、JR柏原駅前にそういう集いの広場があるんやでということで、王寺の方からでも、また八尾の方からでも来ていただけるような、本当に憩える、ほっとできるようなステーションにしていただくように要望しておきます。これについては、また委員会もありますしね。 続きまして、整理番号51でございます。 これは、実は全国でも本当に珍しい取り組みで、仙台市がやっておりまして、団塊の世代の活力を地域の活性化に生かそうということで、ことしの7月1日からシニア活動支援センターをスタートさせましたと。活動先の紹介とか、また啓発のセミナーなども開催しておられます。 柏原市も、今のご答弁でありましたように、いろんな事業はやっておられるんですけれども、どこを訪ねていったらいいかという拠点となるものが、やはりできましたらこの駅前にあればなと思って質問させていただきました。 これは、これから団塊の世代、我々もそうですし、また先輩方も、高齢者と言えないシニアというのがふえてきております。本屋さん行っても、そういうシニアの世代に向けた、年金のこととか、また自分の過ごし方というか、そこまで載っておりますね。 ですから、シニア活動センターというのをつくって、これから本格化する団塊の世代が、職場などで培ってきた能力や経験とか意欲を定年によって埋もれさせることなく、地域活動や地域のコミュニティビジネスとか、そんなんに生かしていけるようにということで、全国初の取り組みが始まったわけです。 主な活動は、これは窓口や電話での相談いうことで、平日は、土曜もですけども、午前10時から夜8時までと、日曜、祝日は6時までということで、現在、職についておられるサラリーマンとか、そういう方まで相談にいけるような形で、平日の遅い時間まで相談やっておられると。3人の職員が交代で受け付けをやってると。 オープン当初からこの8月27日までで、相談は52件と。定年後、引きこもりがちになってしまったらあかんということで、何かやりたいということで、大体50代後半から60代前半の、本当にシニア世代の方の相談をさまざま受けておられると。 窓口では、実は相談者が地域のボランティア活動、何をやれるかとか希望を聞きながら、また自治会、NPO情報、それから例えば福祉、まちづくり、環境、国際交流、人権、教育、防犯など、本当にいろんな情報がそこに集まってるわけですね。その相談員さんも、訪れた方にいろんな情報を提供しようと、もちろんシルバー人材センターの情報、それからハローワーク、市の商工会議所、ボランティアセンター、それから市民活動サポートセンターとか、市民農業園芸センター、町会、いろんなさまざまな連携をとっておられると。 ですから、柏原市も、やはり団塊の世代、我々で大事にしよう、何か生かしていこうという、そのかけ声ばかりで、何かやっぱり仕組みをつくらないといけないと思いますけど、どのように市長、考えておられますか。 ◎岡本泰明市長 今、このシニア支援センターの設置についてのご質問をいただいて、私は、先生、いつご視察に行かれたのか存じませんが、もうちょっと早う聞かせてもろたらなと。 視察に行かれまして、私はかねがね議員の先生方にお願いいたしておるんですけども、どうぞ職員が視察に行ったり、他市を研究したり、そういう機会が非常に少のうございます。議員の先生方は、年一度か二度、政務調査費というような形で、各市先進都市、その部門においては一番進んでおられるという各市のいろんな施策、いろんな設備を勉強しにいっていただいております。いつもお願いいたしておるんですけども、行かれましたら、ぜひその資料とかそういった考え方とか、担当部署なり、また私の方なり、また市長公室なり、また経営企画本部まで、そういったところにぜひ教えていただきたいと。そうしますれば、迅速に対応できるように思います。 この件も、私がここに座っておりまして、先生、いろいろ新聞等お読みになっておられますけども、聞いておりまして、もうあと3カ月か4カ月早うその話を聞かせてもろてましたら、駅前で、あのビルの中で、ひょっとしたらそういうスペースがつくれたかもわからん。 私は、その方向に進んでおりますんで、それやらないかんと思っとります。その手始めが法善寺方式という形で、きのう、他会派の議員の方からご質問ございましたが、法善寺のいわゆるJA跡地、そこで最終の目的は何なんだと、わかりやすくいつも説明しとるんですが、要するにシニアの方が、お年寄りが、あの前にコンビニございます。コンビニで100円のお菓子を、例えばですよ、自費で買って法善寺のJAのところへ行かれると。そしたら、若いお母ちゃんがそこで子育てというんですか、子どもを抱きながら、遊びながらそこでおられると。そのときに、にこっと笑って、おじいちゃん、おばあちゃんが、「はい、これ、ああ、いい子ちゃん」と言って渡してくれると、それが最終的な私は目的やと。そうなったらでき上がりやというふうに地元の人にも、役員の人にもいつも話しております。 そういった意味で、何も子育て支援センターとか、そういうことでなしに、名前を、当初は子育て支援センターであった。それをほっとステーションに変えたわけです。それは、答弁の中にも担当が申しておりましたように、地域の、いわゆるシニアの方々が自由に集まってこれると。自由に出入りしていただきたい。そうなって、子育てのお母さんと交流ができると、それが最終的な目的やと。 それを形容いたしますと、下にサンプラザがあると。そこで50円なり100円なりのお菓子を買って、「はい、何々ちゃん」と言うて渡してくれると、そこで交流ができると。そこまでできたら、もうでき上がりと、そのように考えております。 また、先ほど私は大きなスペースを、ちょっと今、話やってるということを聞きましたが、まさに堅木先生の、その基本的な考え方は一緒なんです。それをそこで何とかつくれないかということを、基本精神は一緒だけど、違う形でつくり上げようというふうにいたしております。 きょうは、いいご質問いただきまして、ぜひとも、また後ほど資料等いただきますれば検討させていただいて、今、我々が考えておりますところにオーバーラップしまして、ぜひそういった形の方向で進めていきたい、そのように思っております。 ◆15番(堅木照久議員) ありがとうございました。 整理番号52、耐震のことでございますが、こちらに大阪府の住宅建築物耐震10カ年戦略プランというのがお手元にいただいております。 これは、大阪府がことしつくられたということで、耐震化は目標が90%です。ですから、阪神大震災のようなことが起こった場合に、耐震構造にした住宅をどんどんつくっていこうと。 ここには、診断の自己負担を2万5,000円を5,000円程度にしようとか、それから耐震の改修工事の一部を補助しようとか、このような費用の軽減までうたっております。ですから、これを受けるためには、申し上げましたように、そういう地方自治体、公共団体の耐震改修促進計画を早急に策定していただかなければならないということでございます。 ここに、手元に資料ありまして、お渡ししてますけども、既に各市町村、大阪府下、ほとんどが今年度中にこれを策定するというふうになってますんで、柏原市の方もどうでしょうか、部長、ご答弁いただいて。 ◎田中和美都市整備部長 自席からお答え申し上げます。 先ほど答弁差し上げましたように、今現在、耐震改修の促進計画をつくるべく調査研究いたしておりますので、早急にこれをつくっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆15番(堅木照久議員) ありがとうございます。 ちょっとここで、日本経済新聞の「全国の官庁の耐震基準35%満たさず」という記事がございまして、ここでちょっと目にとまったのが、庁舎の場合、Ⅰ類とかⅡ類とかⅢ類とか、ちょっと専門的なんで、ご担当の方に資料をお取り寄せいたしましたら、府にもこういう府有の建物の総合耐震設計要領というのが、平成9年、これは震災以降でできております。 これで、Ⅰ類は何かといいますと本庁舎なんですね。ですから、我が市でいくと、ここの、今おるとこですけど、これはⅠ類でありまして、Ⅰ類は何かといいますと、今の耐震の1.5倍の耐震の構造でないといかないと。これを早急にしなあかんと国は言うてるんですけど、今までいろいろ柏原市で、今、議論、議員も寄せていただいて、この庁舎の耐震化を検討していただいてますけども、この点、ご存じであったのであれば本当に急がねばならないし、強度を強くしなあかんということで、本当に建てかえか補強なんですけども、その辺、どのようにお考えでしょうか。 ◎松本健太総務部長 自席からご答弁申し上げます。 今、議員ご指摘のように、十分な耐震性を備えなければならないということは十分認識しておりますが、現在、昨年の8月に副市長を座長にいたしまして、議員の各会派代表、それから部長級で検討委員会を行っております。財政上の問題等々もございますので、庁舎建設基金で負担できる範囲内でということで、施設の整備の検討を行っておるところでございます。 もう少しお時間をいただきたい、このように思っております。 ◆15番(堅木照久議員) どうかご検討のほど、よろしくお願いいたします。 整理番号53、これにつきましては、部長の方にも、災害時の情報伝達、避難支援のポイントということで行政の方から出てる本ですけども、ここの、まず1点目が自治体の体制強化ということで、情報の伝達について、熱海市が実は2004年に防災用携帯ラジオを市民に有償で配布したと。このラジオはポケットサイズで、通常のAM、FM帯が受信できるほか、特別仕様で市の防災無線が入る60メガヘルツ帯も受信できると。当初5,000台を見込んでたんですけど、人気が高くて、追加注文で1万台に増加させたと。ラジオは税込みで原価735円だが、市民には200円で配布したと。この差は市と県が補助するということで、人口4万人の熱海市で1万台の防災ラジオが普及すれば、本当に市民の災害情報の収集力が格段に強化されると載っております。 この点、柏原市も駅前にFMちゃおが来まして、事あらば、ちゃおからFM波で地域の防災情報も発信されますし、FMもとれる携帯ラジオも皆さんに安くということでどうかなと、ちょっと質問させていただきます。 ◎松本健太総務部長 今、ご質問をいただいておりますけれども、全国各地、情報の伝達、また避難支援等いろいろ手法を凝らして、お考えになってやっておられることと思います。 私どもの市でも、備蓄倉庫の中に一応携帯のラジオ、電池等を入れておりまして、熱海市まではいきませんけども、災害があった際には、そういうところで防災、情報の伝達を行っておりますので、当分はその方法でやっていきたいなと、このように思っております。 よろしくお願い申し上げます。 ◆15番(堅木照久議員) いろんな情報伝達があります。そういうスピーカーで流すの、それが届かないところでどうするかとか、今、大阪府でのメールもありますけども、FMちゃおもいいかなと思います。 それと、実はこの本によりますと、避難準備情報の創設ということが29ページに載っております。これは何かといいますと、やはり避難勧告とか、避難命令という前に、避難準備しなさいよと、そういうワンランク下の緩やかな、それを聞いて、高齢者の方とか障害者の方が準備して早い目に避難していただくという、すごくいい考えだなと。だから、避難準備として(要援護者避難)ということ、要援護者は避難しなさいよという、これについてはどのようにお考えでしょうか。 ◎松本健太総務部長 自席からご答弁申し上げます。 避難準備の情報の創設ということでご質問いただいておりますけれども、防災計画の中に、一応避難準備の周知ということで一定の規定を載せております。 ただ、全国の情報によりますと、かなり詳しく創設をされておりますので、この点につきましても、今後、情報収集をいたしまして、勉強等させていただきたいと、このように思います。 ◆15番(堅木照久議員) そうですね、今回のテーマが避難勧告などの判断とか、それから伝達マニュアルの作成ということで、それがガイドラインが出てますので、どうかそういう基準とか、この間も警戒水位に達したいうことで、本当に勧告とかお出しになるか迷われたと。空振りだったらあかんとかいう、出すのもちゅうちょするような。 だけど、実は、この本に載ってますけども、避難すべき区域をあらかじめ決めておくと。ですから、ハザードマップなんかでもありますように、そういったことを想定して、日ごろから準備していただきたいと思います。 それから、実は昨日のご質問でもありましたように、民間との協定、これも詳しく出ておりますので、お願いしたいと思います。 それで、備蓄の件ですけども、今たまたま出ましたので、備蓄倉庫には今のラジオとかあると聞きましたけども、食糧も入ってると思うんですね。この中に、実は愛知県の豊田市が、高齢者用の食糧、何かといいますと、おかゆ食とか日用品、高齢者用の日用品といったらおむつとか、こういうなんも置いておられるんですね。これは入ってるんでしょうか。 ◎松本健太総務部長 自席からご答弁申し上げます。 梅がゆを入れております。 ◆15番(堅木照久議員) こういったきめ細かな備蓄というか、お願いしたいということと、お隣の藤井寺市の事例がここに載っておりますけど、64ページに。 これは、実は要援護者、要するに--同じ本があるんでページを申し上げておりますが、市の福祉課で、申請をもとに、簡易版はとにかく住所、名前、生年月日、連絡先とか書いて、もう一つ、詳細版をつくって、その名簿を区長に配布して、平常時は簡易版を回覧することが可能ですけども、詳しい版は区長さんのおうちのスチール保管庫に保管して、かぎを持ってると。 こういった個人情報の問題とかもいろいろ踏まえつつ、こういった推進をなされている例もありますし、その隣のページに東京都の荒川区、これは避難時には、おんぶをしてでも救出しようという趣旨から、おんぶ作戦とかいうて、こういうのもやっぱりどんどん、ひとり暮らしの、これも75歳以上のひとり暮らしの方とか、要介護の3から5の方とかいうふうにあります。 柏原市でも、緊急通報を福祉の方でやっていただいてますけども、その登録者とこちらの要支援というか、要するに避難に登録していただく方との数値が何倍と違います。3倍か4倍違うと思うんですけども、そういった方とのリンクがなされてないと思うんで、今後気をつけていただきたいと思います。 それで、実はこの10月から、テレビ見ておりますと、気象庁の緊急地震速報というのがコマーシャルのように出ております。この間は、大阪市内のみなと幼稚園にそれが設置されてて、退避訓練をしてるんですね。 ですから、何秒後に地震がやってきますということで、これも本当に大事な国の施策であり、費用もかかるかわかりませんけども、学校に、こちらにありますのは、既に仙台、これも仙台なんですけども、学校に導入しておられます、緊急地震速報がね。そしたら、実は学校も耐震化がちょっとおくれてるということもありますけども、せめて地震が何秒後に来るというぐらいは、子どもを預けている父兄としては伝達はできないものかなということで、その辺、どうでしょうか。総務か教育になると思いますけど。 ◎岡本泰明市長 そうあらまほしきことであろうかと、そのように思います。 私は、堅木先生の質問をずっとここに聞かせていただきまして、頭が混乱しとるんです。と申しますのは、ワンポイントで全国の中ですぐれたところを一つ一つ取り上げられまして、これみんな柏原市でやったらどないなるのかいなと。そのように、あれもいいことや、これもいいことや、あれもいいことやと、いいことばかりでございますんで、その中でも柏原市という人口7万6,000人、財政規模220億円、その中でのできることを模索していきたいと。 今も、ちょっと後ろ向いて話してたんで、えらい失礼をいたしました。 その本の中に、柏原市のやっておることを載せてくれへんかいなと。と申しますのは、今、防災という意味では、私、本当に力を入れております。 今年度におきましても、本郷地区で約600坪ほどの土地を貸していただきまして、今、鋭意地上げやっております。そこを防災公園、いわゆる避難場所ということ、また東条でも1カ所、もう確保できております。また、市場でもう1カ所確保できると思います。法善寺も確保できております。大県も確保できております。 確保できましたそこに40フィートのコンテナを置きまして、先ほども話がありましたが、要するに乾パン、これは食糧ですね、それから水、それからラジオ、それから懐中電灯、それから三角巾とか、いわゆる被害時に一晩だけそこで過ごしていただいたら、あとは小学校行って、また中学校と、そういうような大きな避難場所に行ってもらう。住宅地域の密集地に、これから鋭意、どんどん広げていこうと思っております。 何かの会合がありましたら、私はその地域行きまして、どこか貸してくれはる土地おまへんかと。買うのは金ないから、よう買いまへんと。そやけども、あいてる土地やったら市へ貸しておくんなはれと、固定資産税の3倍の借り賃払いますと。 この間、先月、国分市場で、国分神社のところで市民ふれあい祭りがございました。そこへ参りまして、どこぞ、この市場の会館の下のところの住宅密集地域、あそこへ、ことしの春、どっか貸してくれはらへんかなと思って、私も一日歩きましたんや。ほんで、区長さん、あんたも一緒でしたやろと。そうや、そうやと、この話で、そのときはみんな不発に終わった。 どっかないかというて話しとったら、ここがあるがというて出てきました。ええ場所です。本当に周り住宅に囲まれまして、その真ん中にあるんです。そこを防災公園に、防災の指定ということで貸していただけると。そこへ早速発注いたしまして、40フィートのコンテナ入れて、その一晩だけ間に合う資材を入れております。 大県は、来月か再来月に、そこを中心にしまして防災訓練やっていただきます。そのときに、先ほど議員がおっしゃっておられましたお年寄りの世帯とか、また引きこもりのお方とか、そういったことを、割合、各地域の福祉委員の皆さん、特に堅下北、中の福祉委員の皆さんは、そういう引きこもりのお年寄り、またちょっと体の不自由なお方と、そういう方の掌握はほぼ完璧にしていただいております。弁当を持っていっていただいたり、また話し相手をしていただいたり、そういう地道な活動をやっていただいております。 何も堅下の中、北ということに限りません。これは福祉委員の皆さん、みんなやっていただいております。特にきめ細かく、中、北の皆さんはやっていただいておると。そういう意味で、中、北を中心に法善寺のJA跡の建物を選んだわけです。 それも私は、例えば今度、玉手の浄水場跡、いろいろ問題ありますけども、1,000坪以上あきます。設計を変えたことによって、1,000坪から1,200坪あきます。従来の設計でしたら、全くあかずに、平地でずっとやっていって、敷地も余らない。そして経費も約21億の予算で計上されとったわけです。ところが、設計を、市民の方も、いろんな方に知恵かりまして、いわゆるプロポーザル・デザインビルド方式という方式でやったら8億から9億の予算が浮いて、なおかつ1,000坪浮くわけです。その1,000坪のところを有効活用ということで、法善寺JAでやるような方式をまたそこでやりたいと。 これからの福祉は、防災も一緒です。要するに、センターでやるのは古いんです。だから出向いていくと、各出先でやっていくと、そこからきめ細かくやっていくと。そういう意味で、堅下北地域、また柏原西、国分の西、そして国分の中、国分の東、そういったところで一つ一つ、これから充実していきたい。 防災公園も、要するに議員の皆さんもぜひご協力をお願いしたいということは、周りでそういった遊休地を市に貸してもええというところがあれば、ぜひひとつご紹介を願いたいと。そのときの料金は、固定資産税の3倍でございます。1倍は固定資産税でいただきます。2倍はその人の収入になります。そういう形で、各地にきめ細かく防災基地をつくって、今、議員のおっしゃるいろんな引きこもりとかお年寄りとか、またいろんな方の連絡を、その地域地域で、区長さん中心に、いわば活動をしていただくと。 年に1回は必ずそういう防災訓練をしていただくと。それはなぜかと、水が腐ります。腐ると思いませんが、腐ります。そして、いろんなものが、食糧も長い間置いとくと劣化します。そういう意味で、1年に一度訓練をやってもらって、そこに備蓄してあるものを皆さんにお持ち帰り、食べてもらったりいろんなことをやって、そしてまた新しいのを入れかえていくと、そのような方程式を考えておりますので、どうぞよろしく。 ◆15番(堅木照久議員) まさにこの本に柏原市も紹介されるのは近いと思いますが、今の緊急地震速報ですね、これも国のレベルでやっておりますが、恐らく地方自治体がスタンダードになっていくと思いますので、まずは庁舎からとか、学校からとか、お願いしたいと思います。 続きまして、整理番号54、多重債務の問題ですが、これは全国で9年連続3万人を超える自殺者の一因とされる多重債務問題の対策に乗り出そうと、大阪府がこの8月24日、弁護士会や府警など関係機関とともに府多重債務対策協議会を設置されました。3年以内に各市町村の相談窓口を充実させるとともに、窓口職員に弁護士ら債務問題のプロのノウハウを伝授する。行政窓口では、親身に相談に乗らずに弁護士会などに紹介するだけのケースが今まで目立っていたんですけども、もう少しやっぱり親身になっていただきたいと。 実は、大体掌握されてるんですけども、全国でも1,400万人の方が消費者金融を利用されて、そのうち多重債務者は200万人で、自己破産とか自殺を引き起こす原因となっていると。府内でも、2005年には503人の方が経済問題でみずからの命を絶ったということでございます。 昨年、こうした状況の中で貸金業規制法が改正され、上限金利が引き下げられることになったほか、国がこの春、自治体の対策強化を求める改善プログラムをつくり、そのプログラムでマニュアル化されたものが柏原市にもおりてきておりますし、DVDとして配られてますけれども、そういった意味で、この窓口は必ずまた充実をお願いしたいと要望しておきます。 整理番号55、アドプトサイン、スポンサーである企業が照明器具を設置していただくということに対してのご答弁は、研究してまいりたいとのご答弁でございました。 この照明、やはり財政難であるのか、町会の防犯灯に頼るところが多いんですけども、交通事故とか、また明るい安心・安全な犯罪のないまちづくりのためには、街路灯というのが、やはり市としてもう少しという気持ちはご担当者にはあると思うんです。この苦肉の策ですけども、これをやっておられる市からも資料を取り寄せておられると思いますので、研究していただきたいと思います。 このほかにも、私、以前に公園のベンチも、例えばその人のアニバーサリーというか、記念の、例えば結婚何十周年の記念のベンチをその方がご寄附いただいたとか、そういうような、本当にニューヨークのセントラルパークですか、そこにもそんなんあるようですけども、柏原市の公園とかに、その地域の方のそういったご寄附でベンチとかというのもいいかなということで、前にもご提案させていただきまして、今回は照明器具で、企業の名前は入りますけども、ご検討をよろしくお願いいたします。 これについては、いろいろ、屋外広告物法、何かそういうふうな条例とか引っかかるようですけども、それをうまくクリアしていただいて、体裁よく入れていただいたらいいと。電柱にあるような、あんな広告じゃなくして、本当にスマートに、名前を入れていただくだけでご寄附された方の気持ちは市民に伝わるかと思いますので、よろしくお願いいたします。 整理番号56、昨日の市長の答弁の中にもありました、ある企業がある地域に植樹をするんだったら、ただでもやらせていただくというお話もあります。それもCO2の削減のためということでお伺いしました。 実は、日本の国は、経済、このように発展しておりまして、そのCO2削減が、京都議定書の達成が困難であると言われてますが、本当に地球温暖化の防止はお一人お一人の意識からということで、国ではこのたび、一人一日1キログムのCO2の削減ということで、これを国民的運動にしようということで環境省のホームページにも載っておりますが、私のチャレンジ宣言ということで、このチャレンジ宣言をプリントアウトして持っていったら、企業名を言うとあきませんので、ハンバーガーが半額になるとか、これが実はその企業の、こういう提唱を5月にした結果、30万人の人がここへ押し寄せたというか、また、いろんなことでマイレージが倍増されるとか、ワンドリンクサービスとか、コーヒーの無料とか、いろんな企業がこれにぞくぞくと名乗りを上げております。 ですから、柏原市におかれましても、こういった各家庭でのCO2削減を広報宣伝していただいて、今以上にお願いしたいと思います。 実は、地球の温暖化でこのようになってるいうことで、いろんな事例がありますけども、3分の2のホッキョクグマが2050年までに温暖化で死滅するだろうということで、本当に北極圏の氷が半分以上なくなってしまうということ。 大阪府は、実は地球の温暖化にバイオ燃料の普及をやろうとしております。これはバイオエタノールを、ある場所で廃材を細かくして、それからエタノールをつくって、ガソリンに混ぜて、国内では3%しかガソリンに混ぜられないいうことで、要するにこれを普及していこうと。2010年ですから、もうしばらくしたら、大阪の工場は年間4,000キロリットルの生産を目指して、府内の全域の協力車両を呼びかけているということでありますけども、これについて、大阪府の取り組み、柏原市も--市長、どうぞ。 ◎岡本泰明市長 その件につきまして、せんだって市長会の中で、大阪府下で17カ所のガソリンスタンドでバイオ燃料、3%混入してやりますので、ひとつご利用をというような話がございました。 私は、早速堺の、廃材を砕いてバイオエタノールをつくっておられる工場も見てきました。さっと行って、そこの社長はたまたま私の友人の友達でして、その紹介で行ってきまして、そして、えげつない話を聞いてきましてね、と申しますのは、堺のバイオエタノールは約40億の出資金でつくられたわけです。そのうち20億は環境省の補助金なんです。ところが、要するに石油業界は経産省なんです。それから国交省なんです。国交省と経産省の補助でやっておる、そういうバイオエタノールの工場のエタノールを使うと。環境省の補助金でやっているエタノールは使わんということで、今、その堺の工場は大変困っています。 要するに、官庁の縦割りの縄張りで、それはどういうことかといいますと、石油元売会社が、何かまぜるときに自分とこでまぜるというわけだ。ところが、堺のそこは、自分とこでまぜられないのでスタンドでまぜると。ほんなら、元売が余りもうかれへんがなというようないろんな話が、裏でどろどろとしてるらしいです。私は知りませんよ、ただ話聞いてきただけでね。 そういう形で、大阪府も進んでます。進んでますけども、まだ具体的にどこやということは出てません。 先ほどの植林ですけど、柏原市民も相当意識高いと思うんです。例えば、留所山、桜の木1本1,000円で植えてくださいと言いましたら、もうあっという間に市民の皆さんは植林に協力してくれました。そして、梅の木もあっという間に、1,000本以上の桜、梅、桃、今、千二、三百本植えとると思いますが、あっという間になくなりました。なくなるというのは、みんな1,000円出して、そして木を自分らで植えてくれました。 そのように、一つのものを提供しますと、市民の方で非常に関心持って協力してくれるというふうに思いますので、また議員おっしゃるいろんな形の、これも何も市側がやるというだけでなしに、やっぱりオール柏原で、議員の先生方も折に触れ、時に触れ、ひとつ何とかそういう宣伝も、また協力も、お互いオール柏原で物事をつくり上げていきたい、いってほしいと、そのように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆15番(堅木照久議員) ありがとうございました。 整理番号57、レンタサイクルにつきましては、高井田駅のみならず、国分駅など主要各駅を結ぶ、より便利なレンタサイクルの実施をしていただくよう強く要望いたします。 整理番号58、安心・安全の児童のあれですけども、実はこのたび、我が会派の計盛議員の方から意見書の提案をさせていただいておりますが、本当に子どもを初め地域住民を巻き込んだ凶悪事件が多発しております。 防犯に対する国民の意識も高まっておりますが、民間交番の設置などがやはり要望がありまして、そのつくる際には、公有地を貸し出していただいたり、そしてそういう拠点への財政の支援、それからスクールガードリーダーといいまして、地域学校安全指導員の配置とかそういったもの、また自治体が防犯担当窓口を設置して、地域住民と自治体が地域の安全のために協力しやすい環境を推進するなど、このような計画的な推進が必要ではないかと思います。法律の制定も目指して取り組んでいるところでございます。 どうか、今後も大阪府教委並びに、また柏原市として、そういう安全・安心のまちづくりをお願いしたいと思います。 整理番号59、本当に子どもの幸せを願う特別支援教育の取り組み、ことし4月からあるわけでございますが、柏原市内、クラスでどのぐらいというのは言えませんけども、大体教えていただきたいと思います。 ◎大森敏文教育部長 自席からお答えします。 一般的に言われておりますのは、大体6%という数字は上がってるんですけれども、市内の小・中学校、我々が把握してる数字はございますので、それをお伝えしたいと思います。 小学校の方ですけれども、通常学級籍で発達障害の正式な診断名がある児童の人数は28名でございます。同じく小学校で、通常学級籍で発達障害の疑いがある児童の人数と保護者理解の件数は48件でございます。 中学校の方の通常学級籍で発達障害の正式な診断名がある児童の人数は12名でございます。通常学級籍で発達障害の疑いがある児童の人数と保護者理解の件数は42件でございます。 以上でございます。 ◆15番(堅木照久議員) 本当に障害のある子ども一人一人の教育的なニーズを把握していただいて、その人の持てる力を高めて、生活や学習上の困難を改善していただいて、克服するための適切な指導、また教育を通じての必要な支援を行っていただきたいと思っております。 学校では、今、部長の方からご答弁ありました特別支援教育コーディネーターを指名されて、保護者の窓口になっていただき、保護者の協力もなくてはならないんですけども、どうかこの困難なことを一緒に考えるというか、子ども一人一人、みんな違うんですから、そのことを率直に受けとめていただいて、子育てを楽しんでやっていただくというか、重荷にならないようにお願いしたいと思います。 今後、この件につきましては、やはりいろんな意味で継続して見ていかなければならないと思います。本当に緒についたところでございますので、どうかこの体制、専門家の意見も取り入れていただいたり、教職員の方のそういった研修もこれからしていただくということを強く要望しておきます。 整理番号60番、市制施行50周年につきましては、何度もご答弁されまして、簡潔にまとめますと、簡素に、特別の予算を極力必要としない、また一過性に終わらせることなく、未来につながる市民参加、市民協働で実施してまいりたいと、このようなご趣旨だと思います。 いろんなご要望もありますが、私は以上の観点から、小・中学生や高校生、そして学生、そして青年の皆さんがリビエールホールに、どこでもいいんです、リビエールホールとか駅前の市民プラザでもいいですけども、柏原市の20年、30年、50年後のことを語っていただく発表の場、昔懐かしい青年の主張といいますか、成人式にやりましたけど、優秀な発表者には賞を与えていただいて、これは教育的な観点からも、またまちづくりの観点からも、市長や市議会も、とりわけ市民の青年の声を聞く場となりますし、非常に有意義なものであると思います。 その若者の夢をこの柏原市が実現すると。これは、まさに市制50周年にふさわしいことでありますし、それこそ聞くだけに終わって一過性であったら、若者にも怒られてしまいます。市民が力を合わせてその夢を実現するという、まさに市民協働で、市民参加でもあります。 市制50周年、昭和33年10月1日に発足した柏原市のその当時の若者の夢が、今、50年経過して、どれだけ実現したかということについても私は知りたいのですが、それは当時の小学生や中学生が、仮に柏原市制施行の際に、50年後の柏原市について、何か作文でも書いておられたり、またそれが文集にでもなって残っていればわかると思うんですけども、また当時の大人はどのような夢を、期待を柏原市民として描いていたのか、それらをさかのぼることも大事なことであると思います。 現在、小・中学生が柏原市制50周年を記念して、柏原市の未来、夢、期待などを書いてくださいといっても、何も柏原市には期待してないとか、柏原市の未来を語っていただけるかどうかも不安があるんですけれども、柏原市長である岡本市長、どうですか。 ◎岡本泰明市長 いや、もう堅木議員、ええことばっかり言ってくれはりますんで、それもやりたい、あれもやりたいと思っております。非常にいいアイデアだと。 今、ひょっと思いつきまして、隣の副市長に、ひょっとしたらあるのちゃうかと、皆さん、ご記憶ないでしょうかね。カプセルを、どっかの小学校かどっかで、あれ市制施行のときじゃないと思うんですよ。私、議員させていただいているときですから、40年から議員やっておりますので、そのときにどこかの学校で、教育委員会なんかも記憶ないですか。 ひょっとしたら、卒業記念か何かでカプセルをどっかの学校で埋めてるかもわかりません。それ一回調べてもらえませんかね。そういうことがありましたら、またそれを50周年のときに、もしあったらですよ、そういうのを発表させてもらったり、いろんなことを一回考えてみます。 会場も、リビエールでやるのもどうかいなと考えてるわけです。余りにも形が固まってしもてと。きのう、藤森議員から提案がございましたように、あそこの峠の地すべり、あそこ、桜のシーズンに、ここからバスを数珠つなぎで、向こう行くのに、きのう計算しとったんです。仮に20分としましたら、20台バス用意したら、要するに行って帰るのに時間要りますから、2分に一遍バスが出るわけです。そしたら、ここから亀の瀬の地すべりの、今、地すべりとまっています。そこで桜のシーズンにやったら、これはまたおもしろいのちゃうかなと。 ところが、寝ながら考えておりましたら、雨降ったらどないしようと。そういう、結局、西行法師の歌にあるように、願わくば桜の下で何とか何とか言うたというのがありますけども、そういうようなことも趣向の一つやなと思っとります。いろいろ考えてみますんで、どうぞよろしく。 ◆15番(堅木照久議員) どうかよろしくお願いいたします。 それでは、整理番号61番、下水道の料金改正については、1点目はパブリックコメントが市役所に寄せられていますが、そのパブリックコメントの内容、どのようなものであったかお伺いします。 ◎野口重弘上下水道部長 お答え申し上げます。 意見的には12件ございました。その内容を大別しますと、使用料、今回の改定案について反対という方が3件ございました。あとの方でございますけども、改定そのものの反対というよりも、今までどおり税金等で補って負担を少なくしてほしいというような意見が2件ございました。 それと、使用料そのものの賛成、反対はともかく、使用料改定について、もう少し具体的な説明をして、十分市民が理解をいただきたいというような貴重なご意見をいただいたのが4件でございます。 それと、改定そのもの、財政状況等は理解するが、改定をいっときに上げるんじゃなしに、段階的に引き上げるようなことも検討いただきたいというご意見が1件ございました。 あと2件につきましては、使用者そのものの実態の中、減免措置を考慮してほしいというようなことでございます。 具体的に申しますと、間接冷却水を流すときに、量的には、ご存じのように熱で蒸発するやないかと、蒸発分が下水道に流れないから、その量を減らすことはできないかという、かなり難しいご意見があったのも事実でございます。 もう一つは、大口事業者、我々従量制をとっとるんですけども、大口事業者について、多少の減免を今後考えてもらえんかということで、そういうご意見については、内容を見ますと、使用料改定そのものへの反対ではないけども、そういう措置をとっていただきたいというような内容でございました。 以上でございます。 ◆15番(堅木照久議員) そのパブリックコメントに市からの回答はどのように出されるのかお伺いします。 ◎岡本泰明市長 もう回答は出しました。というのは、私、条例を引き下げました。それが回答です。それが一つ。 それから2つ目は、10月号の広報にそのパブリックコメントを皆載せます。載せておりました、もう今、印刷回っておりますんで。そのコメントの内容を、簡単ではございますけども、こういうことがあったということを載せました。それを受けて、私はこのたび、この19日の冒頭に下水道の値上げ条例、それを引き下げさせていただきました。それが回答です。 ◆15番(堅木照久議員) もちろんそのパブリックコメントを大切に反映していただいたということで、従来であれば、このようなパブリックコメントを活用することなく、審議会にかけて料金の改正を行ってきたと思いますが、十分そのかわりの手法としてパブリックコメントが生かされ、市民に浸透した手法ではないかなと思います。 最後に、料金改正において、先ほどもパブリックコメントの中であったんですけども、私どもの方から低所得者や高齢者の方々に配慮した減免制度の導入をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎野口重弘上下水道部長 ご質問のお言葉そのものをどうとらえるかというのは、下水道使用料との関係の中でかなり難しい面もあろうかなと思います。低所得者層とか高齢者層が、そのものがどのぐらいの量をお使いいただけるか、その生活様式によっても変わってくるかなという感じは持っとるところでございます。 ただし、大きなものの中で考えますと、今後、いつかまた下水道使用料の改定等をお願いする時期がございます中で我々検討すべき事項としては、できる限りその辺の、先生がおっしゃっているもんを踏まえた中で検討もしていきたいなと思っておりますんで、よろしくお願いいたします。 ◆15番(堅木照久議員) 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○中村保治副議長 以上で公明党代表者の質疑・質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時47分 △再開 午後1時0分 ○乾幸三議長 これより本会議を再開いたします。 午前中に引き続き、代表質疑・質問を行います。日本共産党を代表して荒藤光子議員、登壇願います。   〔13番 荒藤光子議員 登壇〕(拍手) ◆13番(荒藤光子議員) 日本共産党の荒藤光子でございます。私は、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案及び市政一般についての質疑・質問をさせていただきます。最後までのご清聴、ご協力をよろしくお願いいたします。 さて、質疑・質問に入る前に、安倍晋三首相が突然辞任を表明したことなどに若干触れさせていただきます。 もともとは参議院選挙の大敗で国民から辞任を求められていた安倍首相は、居座りを続けたあげく、首相の所信表明演説に対する代表質問が始まる直前に伝えられた辞意表明、そして辞任会見の場でも、ブッシュアメリカ大統領らに約束したインド洋での給油活動の継続が困難になったことを挙げ、辞任を局面の打開につなげたいと語っただけでした。 そもそも昨年9月に就任した安倍首相は、この間、構造改革の継続と憲法改悪を柱とする戦後レジームからの脱却を掲げ、改憲手続法や教育基本法改悪などを強行、貧困と格差の広がりに何の打開策も打たず、大企業中心の成長戦略に固執しました。 そして、安倍内閣のもとで、政治と金の問題や失言、暴言で閣僚の辞任が相次ぎ、改造後も含め5人が辞任し、政権運営は行き詰まっていました。首相が、年金問題や政治と金の問題で国民の信を失っただけでなく、弱肉強食の構造改革や戦後レジームからの脱却を掲げた改憲の押しつけに、国民がノーの審判を突きつけたためです。 その基本路線への国民の厳しい審判を受けて、ことし7月の参議院選挙で与野党逆転となる大敗を喫し、退陣を求められ続けてきました。しかし、基本路線は理解されているとして、民意に背いて続投を表明し、政権に居座って、8月末に内閣改造したばかりでした。そして、国会を開いて所信表明演説を行い、さあこれから代表質問が始まるというその直前に辞任を表明するなどというのは前代未聞です。安倍首相がどんなに言いわけしようとも、政権の一方的な投げ出しそのもので、国政を担当する首相としての無責任のきわみです。 かつての自民党なら、国民から厳しい審判を受ければ、首相を交代させたり、多少なりとも路線の見直しを行って政権の延命を図ったものです。 国民の審判に対しては一言も反省せず、対米公約に縛られて、その実行へ局面を打開するために辞任の道を選んだというのなら、それこそ安倍首相は国民に責任を負わないことを認めたことになります。11カ月余りで政権を投げ出し、後継首相選びのため大きな政治空白を生むことになりました。 そして、自民党総裁選の2人の候補者は、「改革には光と影が伴う」と述べておられますが、光が当てられたのは一握りの大企業、大資産家。国民にとっては影ばかりだったのではないでしょうか。 バブルの時期と比べ、10兆円も利益をふやした大企業に1兆円もの減税をする一方で、庶民には社会保障の切り捨てと雇用の破壊を押しつけた構造改革路線は、どちらが総裁になられても変わらないでしょう。大企業の利益第一ではなくて、国民の暮らしを応援することが求められているのではないでしょうか。 今、貧困と格差、生きづらさは世代を超えて広がっています。日本共産党は、国民の生存権を守るために悪政の暴走に正面から立ち向かい、緊急福祉1兆円プランの実現へ取り組んでまいります。 また、75歳以上の高齢者を後期高齢者と勝手に名づけて、他の世代から切り離し、過酷な保険料徴収と負担増、医療切り捨てを押しつける後期高齢者医療制度については、実施を凍結し、制度の全面的な見直しを求め、人生の先達が人間らしく、そして誇りと尊厳を持って長生きしてよかったと言える社会を求めて力を尽くしてまいります。 また、インド洋で海上自衛隊が米軍支援をする根拠法になっているテロ特措法の延長問題について、アメリカが主導した対テロ報復戦争の6年間の現実を見ると、日本共産党が警告していましたように、むしろテロリストの土壌を拡大し、テロと報復戦争の連鎖を引き起こしていることを告発しております。テロ撲滅のためには、貧困をなくすことや教育の援助など、非軍事でテロリストが活動しにくい土壌をつくるための国連中心の協力、支援が今求められています。 何はともあれ、政府・与党は、来年度も社会保障予算を抑制する構造改革路線を続け、医療、介護、年金、生活保護などあらゆる分野で貧困に追い打ちをかける切り捨て政治を進めようとしています。また、この間、国による三位一体の改革の名で強行された地方財源切り捨て政策の抜本的見直しも求められております。地域医療や郵便局の問題、中小企業の経営の破壊など、構造改革の名で進められている地域切り捨て政策をやめさせる取り組みも重要になっております。 このような政治状況の中での今議会に対しまして、住民の暮らし、福祉・教育優先の柏原を目指し、また市民要望実現に向け、全力を挙げて取り組む決意でおります。何とぞよろしくお願いいたします。 それでは、通告順に従いまして質疑・質問に入ります。 整理番号62、議案第57号 柏原市下水道条例の一部改正についてでは、第21条の別表、公共下水道使用料の値上げの条例提案に対して質疑の予定でございましたが、昨日、市長から議案提案の取り下げ撤回がございましたので議案質疑ができなくなりました。 私ども会派といたしましては、公共下水道使用料の値上げについては、市民の暮らしの大変さ、特にこの間の年金の改悪や介護保険制度の改悪、介護保険料の値上げ、そして国民健康保険料の相次ぐ値上げなど、社会保障制度の後退が続いており、さらに定率減税の廃止などによる手取り収入が大幅に減っている実情など、市民の暮らしが大変な状況であります。こんなときに、来年年明け、2008年1月1日からの下水道使用料を20%値上げという提案は、値上げなんてとんでもないという市民の声を代表して、条例提案に反対の立場で質疑を予定しており、議案の撤回を願っていたところでありました。 岡本市長におかれましては、今回、途中からでも下水道使用料の値上げ案の撤回という勇気ある決断をされました。市民の暮らしが大変厳しい状況にある中で、市民の声が反映されて本当によかったとの見解を述べさせていただいておきます。 次に、整理番号63、議案第60号 平成19年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、歳入、款2使用料及び手数料 項1使用料 目1下水道使用料の補正予算は、公共下水道使用料の値上げに伴う2008年1月から3月までの市民負担増の増額予算であり、これを平年ベースで換算すると、年間1億4,000万円もの市民の負担がふえる補正予算の議案でありました。この議案は、先ほどの条例提案と連動するものであり、同趣旨の経過で質疑はできませんので、次の一般質問に移らせていただきます。 それでは、整理番号64の質問に入ります。 まず、公共下水道事業の今後の下水道使用料の料金据え置きなど、市民負担軽減の考えについて伺います。 2つ目は、公共下水道への切りかえに伴い、不用になった浄化槽の雨水貯留槽などとして再利用する場合の改造費助成制度の創設など、雨水利用を促進するための助成などの考えについて伺います。 次に、整理番号65の国民健康保険については、平成18年度に続いて、平成19年度の国民健康保険料をすべての国保世帯に連続値上げが実施され、負担増を強いたことについての考えを伺います。 整理番号66では、子育て世代にとって、子どもが急病になったときの24時間365日の小児科救急診療体制の確立が切望されています。現状と今後の対策を伺います。 整理番号67では、公民館柏原分館が上市今町線の工事の関係で閉鎖されましたが、今後、柏原西地域の公民館機能を産業会館(K.I.ホール)に持たせる考えについて伺います。 整理番号68では、子どもを安心して産み育てられる子育て支援策としての小学生、中学生への就学援助制度についてですが、平成19年度児童・生徒就学援助費の認定基準の引き下げを実施されたことにより、影響を受け、認定されなかった世帯数を伺います。 次、整理番号69では、市内の小学校1年生及び2年生で実施されている少人数学級を小学校3年生以上の学年にも拡充し、中学校でも実施する考えについて伺います。 最後は、整理番号70です。 現在実施され、学校関係者及び保護者からも頼りにされている小学校安全監視員配置を来年度も実施する考えについて伺います。 以上で第1回目の質疑・質問を終わらせていただきます。ご清聴、ご協力ありがとうございました。 ○乾幸三議長 日本共産党代表者の質疑・質問に対し、答弁を求めます。   〔野口重弘 上下水道部長 登壇〕 ◎野口重弘上下水道部長 私からは、日本共産党ご代表、荒藤議員のご質問のうち、整理番号64番についてご答弁申し上げます。 下水道事業に伴う市民の負担につきましては、建設時にご負担していただいてます受益者負担金と汚水処理の経費の財源としております下水道使用料がございます。これらの負担額につきましては、下水道事業の目的や経営状況等を今後も市民の皆様方に詳しく説明し、できるだけ多くの方々にご意見をいただいた後、適正な負担について検討していきたいと思っておりますので、よろしくご理解願います。 次に、不用になりました浄化槽の再利用についてでございますが、この目的は、雨水を貯水して庭木等への散水の利用に行うとか、雨水流出抑制の効果、また災害時等における非常時のトイレ用の雑排水に利用することが考えられております。 今後、そういう改造費用の一部費用のご提案につきましては私も調査研究していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。   〔中西 隆 市民生活部長 登壇〕 ◎中西隆市民生活部長 続きまして、私からは整理番号65番についてご答弁申し上げます。質問事項は国民健康保険についてでございます。 国民健康保険財政は、毎年厳しくなってきており、平成18年度決算では、単年度で約8,400万円の赤字、累積赤字では約9億1,500万円となっている状況でございます。 ご質問の平成19年度の国民健康保険料についてですが、国民健康保険料は、医療費の増減や被保険者数の増減及び被保険者の所得の増減等により毎年変わるものでございます。医療費の状況では、保険者の負担額は年々増加しております。国民健康保険財政の健全化を図るため、保険料の所得割率等の見直しや医療費の抑制対策及び収納対策などを行っております。 見直しに当たりましては、国民健康保険財政は、医療費に見合う保険料が基本になりますが、被保険者に過度な保険料負担とならないよう配慮しながら見直しをしてまいりました。見直しの内容につきましては、被保険者の所得に対する所得割率を10.30%から10.56%の0.26ポイント増、被保険者数に対する均等割額を年額120円増、世帯に対する平等割額を年額120円増に見直しを行いました。 次に、医療費の抑制対策では、平成17年度からの取り組みの国保ヘルスアップ事業等の保健事業の充実を行い、被保険者の健康保持、健康増進を図り、医療費の抑制に努めております。 さらに、収納対策ですが、保険料収納は国保財政の安定的な運営を図る上で最も重要であることから、窓口相談業務及び戸別訪問等の充実をするなど収納確保に努めております。 国民健康保険財政の健全化に取り組んでいるところでございますので、どうぞご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。   〔大橋 博 健康福祉部長 登壇〕 ◎大橋博健康福祉部長 整理番号66番について、私から答弁を申し上げます。 小児科救急医療の現状と今後の対策についてご質問をいただいておりまして、現在の小児科救急医療体制について説明させていただきたいと思います。 小児科2次救急医療体制は、府内8地域に医療圏を分割され、本市は中河内医療圏であります。東大阪市、八尾市、柏原市の3市で保健医療協議会を設置し、その中で救急医療小委員会を開催し、対策を検討しているところでございます。 平成12年度より整備を図り、現在、小児科に関しましては、東大阪市立総合病院が水曜日、金曜日、日曜日、河内総合病院が月曜日、木曜日、若草第一病院が火曜日、八尾市立病院が火曜日、土曜日と、24時間対応していただき、中河内医療圏といたしましては、以上の4病院の輪番協力体制で行われているところであります。このような状況で、本市は東大阪市、八尾市の医療機関に大変お世話になっているというのが実情でございます。 また、大阪府では、平成16年9月から小児救急電話相談事業を開始されておりまして、在宅の小児科医と当番病院の医師の支援のもとで、看護師2名が午後8時から翌朝の午前8時まで、小児救急電話相談に応じており、18年度では全体で3万1,771件で、そのうち柏原市内の方が357件の相談をされ、不安を解消されているところであります。 なお、本市では、生後2カ月の乳児を対象とした早期訪問、乳幼児健診や予防接種に来られた方に小児救急パンフレットを配布いたしまして、救急時の対応についてご案内をしているところであります。 今後とも、本市内での休日や夜間の小児救急体制の確立を考えますと、柏原市医師会との連携を強化して小児救急体制が図れるよう努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 以上でございます。   〔大森敏文 教育部長 登壇〕 ◎大森敏文教育部長 私からは、整理番号67番、68番、69番、70番の4件について答弁申し上げます。 まず、整理番号67番であります。 ことし3月末での公民館柏原分館の閉鎖に伴い、それまで柏原分館で活動されていたクラブ・サークルの方々には、堅下合同会館、産業会館、文化センターに分かれて活動していただいております。教育委員会としては、旧公民館柏原分館の代替施設は必要と考えております。その一つとして、産業会館を含め関係各課と協議をしているところでありますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号68番。 ご質問の就学援助制度の認定基準率の引き下げによる影響につきましては、平成19年度より、認定基準率は生活保護基準額の1.25倍から1.1倍に引き下げ改定を行っております。それに伴う認定世帯の影響につきましては、8月末日現在では、申請世帯件数1,470件に対し、認定世帯1,079件、否認定世帯は391件でございます。その否認定世帯391件のうち、昨年度の1.25倍で換算した場合での影響世帯は174件となっております。よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号69番。 昨日の他会派の答弁でも申し上げましたように、本市単独での35人学級事業は、本年度から大阪府が小学校1・2年生で35人学級を実施することになりましたので、昨年度末をもって廃止しております。 また、市単独で小学校3年生以上での少人数学級事業を実施することは現在考えておりません。 教育委員会としましては、国からの予算で配置されております少人数指導加配教員を、各校の実態に応じて、適正かつ的確に活用されるよう指導してまいりたいと考えております。よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして、整理番号70番。 本日、午前中の他会派の答弁でご説明したとおりでございます。大阪府教育委員会の学校安全緊急対策事業の継続実施が具体的に決定しましたら、その方向で本市も実施していきたいと考えております。よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 以上でございます。 ○乾幸三議長 以上で一通りの答弁は終わりました。荒藤光子議員、再質問ありませんか。 ◆13番(荒藤光子議員) それでは、順次、2回目の質問をさせていただきます。 整理番号64です。 これについては、公共下水道の役割という点についてですが、それは担当の方からも、下水道室のホームページを見させていただいても、下水道の役割ということでも、きっちり、なぜ大事かということも詳しく掲載もしていただいて、かなり柏原市の下水道事業がよくわかるホームページの内容になっているというふうに、いつも見させていただいています。その点では、やはり公共下水道の引き続く役割というのは大変重要だというふうに思います。 それと、下水道普及率の中を見ますと、平成18年度の下水道普及率は、柏原市は70.8%、府下43市町村のうち32位ということで、この点では引き続き下水道普及率の向上へ努力をお願いしておきたいと思います。 それと、公共料金としての下水道使用料の料金を値上げしないで、今回は料金値上げが撤回されましたので、来年度も公共下水道使用料の引き続く据え置きの実施をぜひ強く要望しておきたいと思います。 次に、雨水利用についてです。 答弁でもいただきましたが、近年、急激な市街化が進んで、住宅地の増加とか緑地の減少によって雨水のしみ込む面積が減っていると、その結果、大量の雨水が市街地に流れ出す、いわゆる都市型水害が多発しているという中で、最近、雨水の流出を減少させるとともに、雨水の有効活用を図っていくための雨水貯留施設設置助成制度についてです。 一つの提案ですが、宅地内の下水工事により不用となる浄化槽に雨水をためて有効利用を図る方に対して、その転用工事に必要な資金の一部を助成する制度をつくってはどうかというのが一つの提案です。 大切な自然の恵みであります雨水をむだに流す手はないと思います。ためておいた雨水を庭木などへの散布に使うことで、水資源の節約にもなるし、雨水を散水して地下浸透させることにより地下水の保水にも役立つという、貯留量は一般家庭の浄化槽で約1,500リットル、ふろ6杯分と言われています。初期消火にも使えるし、地震等の災害時に水道がストップしたときなどの非常時の雑用水ですね、トイレ用の水等として活用できるということで、さきの阪神大震災では、飲料水よりも雑用水不足に悩まされたということで聞いております。 宅地内に雨水をためるので、降雨時の下水管とか河川への負担を減らすことにもなるし、浸水防止にも役立つということで、浄化槽を廃棄しないので、ごみの減量化にもつながります。ぜひ、雨水貯留施設改造費助成制度の創設を、今後研究すると先ほど言っていただいておりましたので、ぜひ要望をしておきたいと思います。 それとあわせて、浄化槽の転用以外でも、建物の屋根とかベランダからの雨水を雨どいに接続させて、降った雨水を貯留し、雑用水源として利用できる雨水貯留槽の設置などに対しての、治水対策の一環としての助成制度もあわせて要望をしておきたいと思います。 これで64番は終わります。 次、整理番号65番に移ります。 65番の国民健康保険料についてですが、平成18年度に続いて平成19年度も連続して値上げをされました。すべての国保世帯に連続値上げが実施され、負担増を強いたわけです。答弁でもいろいろ答弁いただいておりますが、確かに国民健康保険は、加入者の過半数が年金生活者などの無職の方であるし、加入世帯の平均所得が165万円にすぎないと言われています。国の手厚い援助があって初めて成り立つ医療保険であるわけです。 ところが、自民党政府は、1984年の法改悪で国庫負担率を引き下げたのを皮切りに、国の負担を次々と後退させてきました。これこそ国保崩壊の元凶であるというふうに私どもは考えております。 1984年度から2004年度の間に、市町村国保への国庫支出金が49.8%から34.5%に減る一方、住民1人当たりの国保料は3万9,020円から7万8,959円、これ全国平均ですが、倍増しました。 柏原国保でも、この22年間で3万8,000円から8万1,000円に、2倍以上になりました。この間の公的年金と控除の縮小などの税制改悪に連動した国保料の大幅値上げが、本当に高齢者にも襲いかかっています。 また、政府は、国保料の算定について、一つは人数、世帯ごとに定額を課する応益割の割合をふやす、所得に応じて徴収する応能割も低所得者に重い計算方式となるなど、本当にこの間、低所得者の徴収を強化するよう市町村を指導してきたと思うんですね。 こうした中、京都市とか大阪市では、国保料が一気に2倍、3倍になったとして、数万人の市民が役所に抗議に殺到する事態となったわけです。 この上、政府は、昨年の医療改悪の法で、65歳以上の国保料を年金天引きで徴収する改悪まで決めてしまったと。国の責任を後退させて、そのツケを保険料値上げとか徴収強化で加入者に押しつけるこの国の路線では、地方の国保財政の悪化とか、保険料が高騰するとか、滞納者増の悪循環が拡大するばかりだというふうに思っています。 国保料を本当に引き下げて国保財政を再建するためには、国庫負担を1984年当時の水準に国が計画的に戻す、それ以外に一番の解決策はないというふうに考えています。 国民の所得が今減っていますね。多くの自治体の国民健康保険料は、既に住民の負担能力をはるかに超える額になっていると思うんですね。高過ぎる国保料が、貧困をますますひどくしてると思うんです。 貧困と格差の最も深刻なあらわれである国保の問題を解決するのが一番大事なんではないか、これが政治の果たす一番の役割ではないかということで、私どもは、住民の命と健康を守り、国保の本来の機能を取り戻すために、国が責任を果たし、支払い能力に見合った国保料に引き下げることが望まれているというふうに提案しています。 国の責任で、例えば人数割分の均等割の保険料、1人1万円の国保料値下げを行うよう政府にも求めて運動をしております。その点では、引き続き地方から国政への運動が大事だというふうに思っておりますが、高過ぎるこのような国保料、ふえる無保険者とか、4,700万人の国民が加入する市町村の国民健康保険は、今、土台を掘り崩すような危機に陥っている、それは全国どこでも地方自治体の国保会計は大変だというふうには思っています。 その点で、やはり社会保障とか国民保健の向上を目的として、住民に医療を保障するための制度である国保ですよね、本来は、それが、逆に社会的弱者を医療から排除しているということでは、こんな事態は一刻も放置することはできないと思っております。 それと、低所得者に重い国民健康保険料の算定方式とその押しつけを、抜本的に国の方でも改められることが責務ではないかというふうに思っています。 そういう国の状況はあるにしても、柏原でも、ことしなんですが、19年度、所得200万の4人家族で国保料は年34万、何と所得200万で34万です。所得410万円の4人家族で国保料は年56万円と、異常に高い。他の健康保険とか共済保険などでは、所得に応じた保険料の額とは雲泥の差の高い保険料で国保世帯の貧困がますますひどくなっているんじゃないかというふうに思っています。 滞納者もふえている、仕方ない状況になっているんではないかというふうに思っているんですが、その点で、このように、確かに市町村、柏原の国保会計が大変なのは理解できるんですが、しかし、その大変なのは柏原市だけではなく、どこの自治体でも同じような状況だと思うわけです。 中部9市の中で、19年度の保険料の料率を据え置いたのが3市、料率を引き下げたのが4市、保険料率を、18年度、19年度と2年連続して引き上げたのは柏原市だけです。年間所得が200万円の場合の保険料を比べてみますと、一番安い河内長野市は2人世帯で23万6,000円、4人世帯で29万7,000円。2番目に安い藤井寺市で、2人世帯で25万円で、4人世帯で31万3,000円。柏原市は、2人世帯で27万3,000円と、4人世帯で33万8,000円ということで、2人世帯の場合は、河内長野市よりも年間3万7,000円高い、藤井寺よりも2万3,000円高い金額になります。4人世帯で、河内長野市よりも4万1,000円も年額高い保険料、藤井寺市よりも2万5,000円高い保険料というふうになっています。 私は、ここで、そういう、どこの自治体も大変な中で、ことし、据え置いたり値下げしたりした自治体が多い中で、ここで、岡本市長が選挙のとき--2月に選挙があったんですが、1月のときに、市長さんのビラが入りました。そのときの衝撃というのは、市民に大きな衝撃を与えました。 このままでは柏原市は倒産しますと、そうなったら、あなたにこれだけの負担がかかりますということで、仮に柏原市が破綻したら、福祉サービスが切り捨てられ、いろいろ大変だと。国民健康保険料も、平均8,000円の値上げ、上限額2万円の引き上げ、乳幼児医療費切り下げや保育所保育料の値上げ、保育所延長保育料の実費徴収、中小企業利子補給制度廃止、下水道料金の値上げや水道料金の値上げ、幼稚園保育料値上げ、幼稚園入園料の値上げ、団体補助金制度廃止、証明書等手数料値上げ、夏祭り廃止等、このようにならないためにも、岡本泰明氏は市役所内外の対策を行い、倒産回避を実現しますという、このビラを読んで、市民は、えらいこっちゃと、そうならへんためにも、いろんな公共料金の値上げがされないためにも、岡本さんに市長になってもらわなあかんなと、そういうことで多くの市民が応援した方も多いわけです。 国保料の保険料の値上げ、されへんというふうにずっと思ってた人は、国民健康保険料、そんな値上げされへんのちゃうかと安心してはった方が多い中で、市長さんにお伺いしますが、選挙公約と照らして、この国民健康保険料の18年度、19年度連続値上げについて、どのようにお考えなのかお伺いしたいと思います。 ◎岡本泰明市長 選挙公約の話までしてもらってありがとうございます。 仰せのとおり、夕張市ね、今、いろいろ列挙されましたが、ほとんどそのようになっております。 私は、平成17年3月11日に就任いたしました。その折には、骨格予算で255億でした。それを決算時に220億まで圧縮をいたしております。そして、18年度は231億の予算を組ませていただきました。それとても、17年度に比べますと20億、そして決算は220億です。だから、30億節約いたしております。そして、19年度におきましても、当初予算は230億何がしの予算を組ませていただきました。当初予算に比べますと約20億節約いたしております。 自分といたしましては、市民の皆様に、夕張市のようにならないように行財政改革を行い、市民の皆様にも痛みを味わっていただきました。老齢福祉金4,000円、これも断腸の思いで私は廃止させていただきました。 また、各種入札、そして各職員の中でも節約節約と、今まで、例えば指定業者しか買えなかったいろんなものを、例えばコーナンで買えると、そしてまた100円ショップで買える、そういう制度もつくりました。そして、今までは、ある限られたガソリンスタンドしかガソリンは入れられなかった。プリペイドカードで入れるようにしました。リッターにつき10数円、多いときには14円節約をいたしております。膨大な数字であります。 そして、各種団体に対する補助金、そういったものも、本当に断腸の思いで、必要なものは出しますけれども、不必要なものは勘弁願いたいと。そういたしますと、防犯協会は、今まで約450万円の補助金を出しておりました。ところが、防犯協会の方から、こんなお金は要りませんと、300万弱、二百八、九十万と思います、それで十分やっていけますと、そのように先方の方からも言っていただくほど、各種団体におきましても協力をしていただきました。 そして、一つ一つ、本当にぞうきんを絞り上げ絞り上げて節約をしてまいりました。よって赤字再建団体に落ちませんでした。 荒藤議員も議員としてプロでいらっしゃいます。17年の255億円の予算、18年も19年もその予算で実行いたしておりましたならば、必ず赤字再建団体に落ちております。それを私はとめましたと自負いたしております。それは当然のことだというふうにも考えております。 その中で、ただ一つ、国民健康保険のその料率を、あたかも私が公約いたしましたことを、すべて何もしてないと、そのように受け取られるような発言は控えていただきたい。 国民健康保険、なるほどこれは、見た目には値上げというふうに聞こえます。しかし、これは担当の方から、あなた、どうおっしゃいましたか、私は私で値上げだと言い張りますと。担当は担当で、これは料金の一つの改正だと、そのように担当は説明をいたしております。だから、あなたが値上げだとおっしゃることは自由です。 しかしながら、私はいつも申し上げております。市長会におきましても、市民の皆さんにおきましても、この国民健康保険は悪法です、どうしようもない。 60歳まで元気に会社勤めをされております。そして、少々の風邪引きだとか軽い病気のときには、勤務に差し支える、そういった思いで病院にかかられる度数をなるべく少のうしておられました。60歳で会社をやめられました。まさに病気適齢期です。この言葉は私がつくりましたんです。病気適齢期に突入です。当然、医療費がかさんでまいります。そして、なおかつ給料が少なくなります。60歳までもらっておった給料が、退職したと同時に少なくなり、それで負担金が大きくなります。 企業保険は、ご承知のように企業が半分は持ちます。そういった企業の中でのことで、要するに今まで、60歳までは健康でおったのが、60歳を超えて病気適齢期に入ったとたんに収入は減った、病気適齢期で病気はふえる。にもかかわりませず、国の方の、先ほどあなたが10分ほどかけて話しされました内容によって、国の方が締めつけてまいります。地方自治体として、どのように対応したらいいか、私も非常に苦慮いたしております。 私は、いつも言うております。後期高齢者医療保険制度、これは健康保険制度に増して悪法です。これは、だれも言うておりません。私一人です、このことを言うておりますのは。私は、これだけのしゃべる口を持っておりますので、方々でこのことをしゃべっております。 どうして悪法なのか。今、仮に58歳の会社に勤めておられる方がおられます。そのご両親が76歳だとしましょう。そしたら、自分の扶養家族として企業が半分持ってくれるんです、保険料は。ところが、今のこの保険制度でいきますと、それは息子さんなり、また娘さんなり、孫になるかもわかりません、そういった方々の企業保険の扶養家族から外れて自分で保険料をかけないかん。75歳以上は病気適齢期です。医療費が大変かさみます。これは、お年寄りの方に本当に大きな負担を与えます。 そのこともかんがみまして、また介護保険、国民健康保険、そして市民税、政府は所得税と市民税と、減った分、ふえた分でレベルだと、そのように説明いたしておりますけど、定率減税の廃止によって市民税はふえております、高くなっております。 そういった種々のことを考えまして、そして例えば介護保険の内容も変わりました。そしてまた、障害者自立支援法も変わりまして、内容がだんだん利用者に負担のかかるようになってまいっております。そして、各種の行政サービス、福祉サービス、本当に低下いたしております。それが値上げだという意味なんです。 だから、私は、この際、一たん上程した下水道料金値上げにつきましても、さらなる下水ということに対する経営の改善、そして経費の削減、それをもう一回ぞうきん絞り直そうと。市民の目線で、私も68歳です、だから庶民として、市民として物を考えたら、今、下水道を上げることは適当でないと恥を忍んでです。 今までは、一たん議会に上程いたしますと、メンツがあるとか、格好悪いとか、そういう理論で、まず通すことに熱心になっておられます。何としても通そうと、一たん上程した限りは通そうと、それが今までの議会のあり方でした。議会というより理事者の、市長のあり方でした。 私は、そのように格好悪いとか、またみっともないと、恥ずかしいと、そういう気持ちよりも、市民の目線で物事を考えるべきやと。私が市長に立候補させていただいたときには、市民の目線で物を考えてやっていきますと、為政者の考えではだめなんです。だから、先ほど言いましたように、一たん上程したものは、メンツがあるから必ず通すと、これが為政者、執行者の意識です、考え方です。それではだめなんです。だから、私は、市民の目線で下水道料金を取り下げました。 いろんな方から言われました。あんた、みっともないことしなと、それでも市長かと、そのように言われました。そやけども、おれはこんな市長やねんと。それで、おれは選挙通してもろたんやと。けんか泰と言われるぐらいです。私の名前は岡本泰明です。多くの方から、けんか泰というてあだ名をつけられております。それは、理不尽なこと、そして通らないこと、我が田に水を引くような、いろんなことをおっしゃる皆さんと、今まで2年半の間、私は猛烈に対立をし、けんかしてまいりました。それもひとえに、財政をよくせないかん、市をよくせないかんという気持ちで一生懸命にやってまいりました。 だから、今、あなたのおっしゃる国民健康保険、また後でというより、あなたが値上げだとおっしゃる、そうでないという一つの論法もあります、理論もあります。それを説明させます。そういった意味で、これが万やむを得ないという一つの選択肢であります。そのことをご理解願いたい。 私は、誠心誠意、いろんな形で行政に取り組んでまいりたいと。その取り組んでまいった成果が、議員各位に--ここにおかれては19人の議員がおられます。あのままで財政を続けておったら必ず破綻しておると。夕張より早いこと破綻しております。そのことを、私が17年2月5日の選挙のときに、ビラにうそを書いて配っておるかのような、そのような印象を与えるような発言は控えていただきたい。 と同時に、あなたがおっしゃったいろんなことは、夕張がもう既に証明をいたしております。今から市を赤字再建団体に落として、それを証明せよとでも言うんですか。それを未然に防いだということなんです。そのことのうちの一つを取り上げて全体を言わないでいただきたい。誤解を与えます。 そういった意味で、ひとつよろしくご了解をお願いいたします。 ◆13番(荒藤光子議員) 私は、市長さんがうそをついておられると言ってないんです。あの選挙のときの市長さんのビラを見て、大変なことになると、岡本さんに入れないと、こういう料金、いっぱい値上げになったら大変やということで応援した市民がおられますという意味で言ってるんです。そういう意味では、別に市長がうそつきやいうことを言ってるわけではないです。 ただ、先ほども答弁いただいたように、公共下水道の使用料ね、平年ベースでいくと年間1億4,000万円もの市民負担増になるのを勇気ある撤回をしていただいた、その市長さんだから期待してるわけですよ。そういう市長さん、ビラでもそんな書いてくれてはると。下水道使用料は急遽撤回をしてくれはったと、そやのに国民健康保険料、何で2年連続も値上げしたんかなというのが質問の趣旨です。 改定だと言われますが、実際は、この17年、18年の2年間で値上げになってるんです、すべての世帯がね。例えば、4人世帯で所得200万円の場合は、年額1万1,340円値上げになりました。300万円のとこは、2年間で1万7,340円値上げになってるんです。だから、そういう意味では、実際は値上げされて、市民は、ことし8月、本決定が来て、びっくりされて、去年と2年連続ですからね。そういうことで、下水道使用料撤回をしていただいた市長さんだから、余計聞いてるわけです。 その意味では、私は、やっぱり市だけではなく、府からの市町村国保への独自の支出金もこの間大幅に減らされているし、国保料の軽減などに向けて、大阪府が積極的な財政支援をしてくれるというのんを求めなあかんというふうにも思っています。 確かに夕張市のようにならないためにと、市民サービスも一定我慢してもらって切ってきたと市長も答弁されました。経常収支比率の向上ということでは、8月号で経常収支比率がちょっと好転してるということでも報道されていますが、これからは市として市民の暮らしを守る上で何にお金を使っていくのか、何ができるのかということで先ほども言っておられましたが、市としての優先順位、行政の優先順位を、やっぱりというのを、財政運営の方向性というのがこれから大事なんではないかというふうに思っています。 今回、市民の暮らしの大変さに心を傾けていただいて、下水道使用料値上げを撤回していただいた。そういう意味では、国保世帯の、払いたくても払えない高い国民健康保険料を、来年度ですね、値下げに踏み切っていただくことを来年度予算に向け強く要望して、この項は終わります。 次、66番に移ります。 24時間365日の小児科救急診療体制についてです。先ほども答弁いただきました。 それと、大阪府の救急医療対策審議会の「大阪府における小児救急医療の充実について」という答申の中でも、初期救急医療体制と2次救急医療体制、3次救急医療体制ごとの現状と課題が指摘をされています。 答弁でもいただきましたが、中河内地域小児救急診療の実態は、確かに月曜日の場合は河内総合病院で午前9時から翌朝8時までということで、実質24時間体制で取り組まれ、火曜日は若草第一病院、水曜日は東大阪市立総合病院、木曜日は河内総合病院、金曜日は東大阪市立総合病院--火曜日は八尾市立病院ですね、金曜日は東大阪市立総合病院と、土曜日は八尾市立病院ということで、休日などの場合は、午後7時から翌朝8時の診療という形で、輪番制で取り組んでおられるわけですね。 府の医療体制の中では、この中河内地域に柏原市も入っているわけです。確かに答弁でも言っていただいたように、柏原市はこの4つの病院にお世話になっているだけで輪番には入れていないと。そういう意味では、やはり今後については、子どもにとって事故や発熱などの急病は突然やってくるし、親にとっても、ふだん元気にしている子どもが急病でつらい様子を見ているのはとても心配だという中では、ぐあいが悪いのですぐに診てほしいという患者をいつでも受け入れてもらえる救急診療体制が望まれているわけです。 その点で、私どもは、これまでも、柏原市立病院だけではなく、柏原市内の小児科専門医も少ないという中で、近隣市との連携で小児科の救急診療体制の実現をということで要望してきましたが、この点では今後についての具体的な前進、取り組み策はあるのかお伺いします。 ◎岡本泰明市長 私も、荒藤議員のおっしゃる、そのとおりにやりたい、なってほしい。現実はインポシブル、不可能です、できません。 今現在、柏原市におきましては、柏原市立病院で2人の小児科の先生に診ていただいております。来年3月いっぱいで引き上げられます。奈良医大です。 何度、例えば私が申しましたら、そういう状態になりましたら、えらいすいませんけども、実はこうこうこうした理由で無理聞いておくんなはれ、引き上げさしておくんなはれと、もう、来年3月いっぱいで引き上げます、そうですかと、これで終わりです。 このような小児救急体制です。これは小児科だけではないんです。新生児科というのがあるんです。周産期医療、懐妊21週から産後7日まで、これ周産期というんです。産科は、おぎゃーと言うて、頭が少し出ると、それからもう新生児科なんです。新生児科のお医者さんは、どこを探してもいないんです。そして、小児科の医師は本当に少ないです。 私は、この9月に入りましても、大阪市大の医学部に5回行っております。もう、私を運転してくれる車両運行課の人は、何も言わなくても、夕方、昼に、私がとんと後ろに乗りますと、黙って大阪市大を向いて走ります。それぐらい私は大阪市大通いをしております。 どうしようもない、そういう状態の中で一つだけ、本当に悲哀を感じたことがございます。 ここに東大阪総合病院、若草病院、これからのと、東大阪、八尾、柏原は奈良県立医大の教授が人事権を握っております。そして、東大阪は50万人、八尾は25万人。東大阪の市長はこの間やめられましたが、あなたの所属する党のお方でございます。その方は、一度も奈良県立医大に行っておられません、就任以来。それでも、奈良県立医大は東大阪へ送るんです。なぜか。人口50万もある大きな市は、ほっとくわけにいかんと。八尾もしかりです。田中誠太市長は、もうじき来るでしょうというような話でございました。それでも、きちっと7名の小児科医は八尾市立病院に確保できております。それは、人口が25万あるからです。方針としましては、300床以下、7万や6万や、そのような市は、もうほとんど切り捨てです。 その中で、私は、去年に、阪大系のドクターを、医者をすべて総がえしました。総長の首を--ちょっと品が悪いですね、総長におやめいただき、院長にもおやめいただき、そして雪崩を打つがごとく、すべてのドクターがやめていかれました。そして、その間、大阪市大におすがり申し上げて、ことしの4月に大阪市大から14名、近大から2名、そして入れかえといたしまして十八、九名のドクターが一度に柏原病院に来てくれました。そして、今は、かつてより本当に良質の、腕のいいドクターそろいでございます。  きょうは傍聴の方もいらっしゃいますので、はっきり申しますが、--・・・・・・・・・・・・・・・・・・(163ページに発言訂正)本当です。ちなみに、おった院長先生、阪大の第一内科です。阪大の第一内科といえば、今もう最右翼の、どこへ行っても阪大の第一内科を出れば引っ張りだこです。ところが、うちの前の院長は、老健病院に行ってるんです。一般の治療やないんです。 そのような状態の中で、この小児科のこれは本当に難しい。今の状態では不可能です。 しかしながら、私は--藤井寺も同じ状態に遭っております。藤井寺の市長も、この問題で、私に何とか助けてほしいと言うて頼みにきております。そして、松原の市長も、何とか病院のことを、岡本市長、何とか助けておくんなはれと、そういう形で今相談を受けて、藤井寺市と柏原市と松原市と、何とか力を合わせてつくっていこうというふうに今一生懸命やっております。 ところが、きのうも他会派の答弁で申し上げましたように、人事権は市にないんです、市長にないんです。大学の教授が持ってる。ここで、例えば柏原市と藤井寺市と松原市と、いい話をして、きちっと話を決めて、この方法でやってほしいと、それを仮に大学に持っていくとしましょう。あんたら勝手に決めたこっちゃ、わしは知らんと、それ決めんのがわしの仕事やと、余計なことするな、おれは嫌やと、こんで終わりなんです。だから、各首長は相談して、そのことをやってくださいと言うていくところがないんです。それで私も苦労しとるんです。 大阪府の山登副知事を巻き込みまして、各市長ではあかんねやと、府の力かしてえなと言うて、私、藤井寺の市長を連れていきまして、山登さん、あんた、何とか手出してえなと言いますんやけども、そうでんな、難しいでんなというのが副知事の話です。 しかしながら、それでとまったらいかんのです。だから、今、副知事巻き込んで、その案をつくってます。もう、できてます。しかし、それ、いつ、どこへ、どのようにして大学へ持っていくかと。下手に持っていくと、これはおれの仕事やと、あんたら余計なことしていらんと、ふんと、こないして本当に横向くんですから。そうされたら、話はみんな終わり。だから、そうならないように根回しをやって、どのように持っていくかということを、今、鳩首会談、額を寄せ合うて相談をいたしております。 冒頭にインポシブルやと、不可能やと言いましたけども、不可能を可能にするのがナポレオンです。私はナポレオンではございませんけれども、何とかそれをやり遂げるように、さらにもう一歩もう一歩努力いたしますんで、もうちょっと時間をおかし願いたい。ちょっというても、1カ月、2カ月と違いますよ、1年ぐらいですよ。 ◆13番(荒藤光子議員) いよいよ難しい条件というのはいっぱいあると思います。小児科医そのものが全国的には少ないという中での、今、何とかするということで、もうちょっと待って、1年は待ってということなので、期待して待っておりますので、子育て世代のお母ちゃんたち、お父ちゃんたちと同じ思いで期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それと、67番ですが、これについては、柏原市立公民館分館が閉鎖になって、柏原西地域の公民館が切望されています。その点では、一日も早く勤労者センターでの公民館の設置を強くお願いをしておきます。 それと、68番に移ります。就学援助についてです。 今、本当に貧困と格差の広がりというのはますます深刻な状態になってまして、さらにその貧困が次世代の子どもの生活に大きく影響を及ぼして、子どもの成長の可能性を阻んでいるというふうに思います。教育を受ける権利が脅かされているという実情ではないかと思います。 OECD(経済協力開発機構)の報告なんですが、昨年の対日経済審査報告書の中で、日本の子どもの貧困率が高まっていると指摘し、その国の平均所得の半分を貧困ラインとしますが、日本の場合、夫婦子ども1人の世帯で年収240万円が貧困ラインと言われています。その貧困ライン以下の所得で暮らしている子どもの割合が子どもの貧困率とも言われておって、日本はOECDの平均12.2%を上回って14.3%で、近い将来にはOECD諸国の平均の2倍に達するのではないかと心配をされています。 2001年の家族子ども向け公的支出の対GDP比率は、日本は0.6%で、OECD24カ国中21位で、トップのデンマークに比べて6分の1という大変な状況です。 フランスでは、子育て支援としてさまざまな経済的な支援が行われて、低所得者にとどまらず、すべての家庭に児童手当を初め30種類の手当を支給しています。スウェーデンでは、大学生まで教育費は無料です。欧米諸国では、学費は無償か安価で、奨学金も返還義務のない給付型が主流です。世界の教育費無償化の流れの中で、日本は最も子育て、教育費にお金のかかる国となっているのが現状だというふうに思います。 無償と言われる義務教育でさえ、保護者が負担しなければならない学校教育費は、2004年文部科学省の調査では、制服代や学校外活動費などを含む学習費総額は、公立小学校は年間約31万円、中学校は約47万円と大きな負担になっています。 柏原市では、就学援助を受けている子どもは、平成18年度前期分の報告を聞きますと1,934人ということで担当から報告を受けていますが、今日の厳しい家庭状況を反映しているのではないかというふうに思います。 平成18年度では、就学援助の対象は生活保護基準の1.25倍であったのが、答弁にもありましたように、19年度から1.1倍と大きく基準が引き下げられ、先ほどの答弁で少なくとも174世帯、子どもの数でいくともっとふえますが、昨年までは就学援助を受けられていたのに、ことしは認定されず、小学校1年生ですと6万7,000円、小学5年生で5万8,000円、小学校6年生で7万7,000円、中学1年生で4万9,600円、中学3年生で約8万2,000円が、ことしから家計の収入から減らされることになるわけです。収入がふえていないのに、5万円から8万円もの収入が減った子育て家庭にとって、信じがたい驚きの事態になっているというふうに、否認定された家庭にとっては大きなショックであるというふうに思っています。 その点では、憲法26条は、教育を受ける権利と義務教育の無償をうたっています。子どもを安心して産み育てられる子育て支援策として、どの子も安心して教育を受ける権利が保障されなければならないというふうに思います。そのためにも、就学援助の対象を、生活保護基準のことしの1.1倍から、昨年までの1.25倍に基準を戻していただくための補正予算化と、来年度には基準をもとに戻しての予算化を要望しておきたいと思います。 次、69番に移ります。少人数学級についてです。 ここで、まずお伺いしますが、小学校1・2年生は、大阪府の35人学級実施により少人数学級が実施されていますが、小学校3年生以上の学年で、平成19年5月1日現在の学年別児童・生徒数の現状の中で、35人学級が実現された場合の対象を、学校別、学年別に、中学校も含めてお伺いしたいと思います。 ◎大森敏文教育部長 自席からお答えいたします。 ご質問の、35人学級になるとしたらという仮定のもとでの数字でございます。 柏原小学校、4年生、5年生でございます。堅下小学校、5年生、6年生でございます。国分小学校、5年生、6年生でございます。玉手小学校、4年生、6年生でございます。堅下北小学校、3年生、5年生、6年生でございます。堅下南小学校、3年生、4年生でございます。以上、6校13学級となります。 中学校の方でございますけれども、中学校の方は、柏原中学校、2年生、3年生、国分中学校、1年生、玉手中学校、3年生、以上3校、4学級ということでございます。 ◆13番(荒藤光子議員) 今ご答弁いただいたように、実際35人学級が実現すれば、小学校で13学級、中学校も先ほどの3つの学校、4学級ということで実現が可能だということです。 これまでも、教育部長の方からも、実際、小学校1年生、2年生で実施した学校からは、生活面とか学習面での落ち着きや児童と教師のかかわりの深まりなどについてのその効果が報告されているということで、質問するたびに、そういう答弁もいただいています。 その点では、私も、やはりいろいろ研究もせないかんということで、少人数学級についての平成17年4月の文部科学省の調査なども見てみますと、平成17年度の調査ですが、平成19年度に、少人数学級を実施した学校から抽出した小学校390校、中学校219校へのアンケート調査結果というのを公表しておられます。その中で、少人数学級を実施して「よかったと思う」と「思わない」の中で、「とてもそう思う」と「そう思う」を足しました数字を述べさせていただきます。 「学習面で、総じて児童・生徒の学力が向上した」というのが、小学校98.7%で、中学校94.1%。「授業につまずく児童・生徒が減った。学力の底上げが図られた」が、小学校98.7%で、中学校97.3%。「発展的な学習に取り組める児童・生徒がふえた」、小学校86.2、中学校83.0。「不登校やいじめなどの問題行動が減少した」、小学校88.9、中学校77.1。「児童・生徒の基本的な生活習慣が身についた」、90.7%と78.0。「教師間の指導力の向上や教材研究の深化が図られた」が92.2%と84.7%。「教師間の情報交換が低調になり、連携協力が図られていない」は2.8%と4.2。「その他」では、「実施拡大のための教室などの増設が必要」は、小学校が64.8%で中学校52%。「少人数指導、ティームティーチングの方が効果的である」という答えは、小学校30.6%で、中学校42.2%という、こういう形で、実際、少人数学級にした方がいいというのは、全国のあらゆる自治体からの文部科学省の調査の中でも明らかになっていると思うんです。 こういう中で、一昨年(2005年)2月のことですが、当時の中山文部科学大臣は、それまでの消極姿勢を変えまして、少人数学級推進の意向を表明いたしました。公立小学校、中学校の少人数学級は45都道府県に広がっている中で、国として実施に踏み込むことが注目されてたんですね。しかし、9月になって文部科学省が、2006年度概算要求で国としての30人学級実施予算を盛り込まなかって、本当にこのときは全国から強い要求のあった30人学級の制度化が見送りになって、全国の教育関係者、自治体や多くの国民にとって大きなショックのニュースだったというふうに思っています。 また、柏原市は、小1と小2の35人学級が大阪府に先駆けて実施されていて、17年、18年度、2年間、予算計上もされ、17年度は実質決算で740万、18年度は500万ということで、実際、実現をしました。 それを、いわば19年度で要は予算化されなくて、これも中山文部科学大臣のときと同じぐらいの、柏原の父母にとったらですよ、それまで1年生、2年生で年間1,000万予算化されてたんが、府が実施したら、今度は柏原市独自で、小学校3年生とか4年生とか、中学校で実施してもらえるかなという期待もしていた親御さんにとったら、大きなショックだったというふうに思っています。 その点で、やはり少人数学級の効果は世界でも認められていると思うんですが、教育部長も教育の専門家として、少人数学級の教育効果及び--柏原市が独自でする、しないは別にしてですよ--やはり少人数学級が子どもたちにとって大変いいことだというふうにお考えになるのか、その点ちょっと、少人数学級の効果についての教育の専門家としての部長のご意見をお伺いしたいと思います。 ◎大森敏文教育部長 お答えいたします。 いつも答弁申し上げておりますけれども、それはやっぱり対象によって違うということでございますね。例えば、基礎学習におきましては、やはり少ない人数の方が教えやすい、目も行き届くということは、当然先ほどおっしゃいました文科省のアンケート調査にも出ているとおりでございます。 ただ、集団として機能するということを考えますと、どうしても35人、40人学級の幅は要るなと、これも前から申しておりますが、それぞれ学校では班学習、少人数学習をやっていくわけでございますので、この班が6班ないし7班程度、それも6人ずつとなりますと、やはり集団としての機能を有してくるというふうに考えております。 ですので、その効用につきましては、場面場面で異なってるんだと。じゃ、どこをとるかということの話であろうかと思いますけれども、我々教育委員会としましては、いつも申し上げるように、3年生以上につきましてはやっぱり国・府の施策であると、こういうふうに考えております。 現在、40人学級をやっていく中で、不都合さが本当に出ているのかどうかということもございます、逆に。35人学級では効果が出ているという調査はございますけれども、40人学級での効果につきましても、当然、今、私がるる申し上げたとおり、あるわけです。そのアンケート調査につきましては、現在資料がございませんけれども、確かに40人学級につきましても効用はあるということを我々は考えております。よろしくお願いいたします。 ◆13番(荒藤光子議員) 教育専門家としてと、やはり教育部長としての答弁と、なかなか難しいところがあるのかなとお察しするわけですが、その点では、世界的に見ても少人数学級、ただ、35人で区切ってないですね、少人数学級そのものの教育効果は世界でも認められているということで、アメリカの研究で有名なのは、グラススミス曲線と呼ばれる、学級規模が小さくなるに従って学習の到達度、情緒の安定、教員の満足度が高くなるという調査結果が出ています。日本教育学会の学校教育の変遷に関する研究委員会の調査研究ということで、やはり効果は明らかで、ただ人数が多い方が、集団の分がいいにしても、学級定数はやはり少ないというのが、世界各国で、今、大体どこでも通説になっている。 多い方がいいという論は、少人数学級をしないがための理由にはなっても、少人数学級の方がいいというのは、日本でも世界でも実施した中での、それはもう結論が出てると思います。ただ、柏原市単費でやるか、やらへんかとなったら、なかなか難しいというふうに思います。 やはり、昔は50人学級が普通やったやないかと。そやから、今は30人以下学級、少人数学級言われるけど、そんなん多くてもええん違うかという論も、確かにそう言われる方もいます。そやけど、昔と今では教室の雰囲気が大分違うわけですね。突発的にキレるとか立ち歩くなど、困難を抱える子どもも多くないし、昔と比べて、私らが40人を超えた人数で学んでたころと比べると、漢字の習う数とか、算数の九九とか、小数点とか分数とか、そういうのがずっと低学年に、私らのころよりなっているというふうに思います。 私なんかは、算数大好きになったのは小学校5年生なんです。そのころは、物すごう教科書もゆったりしてましたので、三角形の面積を求めるのに、教えてもらって、こんな三角形の面積を求めて、突然先生が、こんな三角形の面積、これはどうやと言われたら、小学5年にとったら、式よりも、全くわからなくって、それも1時間、2時間かけて、みんなが答えを出すまで考えさせてくれたんですね。あの当時は、それぐらいじっくり、すべての子どもがわかるまで、じっくりとやれるだけの時間があったというふうに思ってます。 だから、私なんかは、あの当時に授業を受けてたから算数大好きな子になったけど、今の教育制度、例えば孫とかの学校の状況なんか見てましても、今の教育制度では私なんか絶対算数大好きになってたかな、そういう点では不安になって、その点では、やっぱり以前と今では随分教育内容も違ってきているというふうに、私は自分のことも含めて思うわけです。 それとまた、今、塾通いをしている子と、してない子で学力の差も広がってるし、これは子どもの責任というよりも、大人社会がつくり出したものだと思うんですね。こうした中で、教育が、学校の先生が子ども一人一人に丁寧に接することができる少人数学級は、昔と違って、今、だから余計切実な願いになっているというふうに思います。 やっぱり、先ほども言うたけど、少人数学級、地方でどこでも効果が出てるということで、それと、また市長のさっきのビラの中では、小学校の少人数学級制を推進し、35人学級の実現を目指しますと市長は選挙公約で書いていただいています。   〔「1・2年生」の声起こる〕 いえいえ、そういうことは書いていません。1・2年生は、そのとき既にしてたんです。それ、市長、ごまかしたらあきません。   〔「先駆けて、1・2年生、やっとるやないか」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ちょっと待ってください。 ◆13番(荒藤光子議員) そんな詭弁を言われるんだったら、私は答弁を求めていません。   〔「どっちが詭弁や」の声起こる〕 小学校の少人数学級制を推進し、35人学級の実現を目指すということで書いていただいてるんやから、そういう意味では、私は、確かに言われるように、やっぱり国が一番、本当に40人学級でなくて、35人、30人学級を国が、もう世界各国でいくと日本だけが一番おくれてるんですよ。だから、その中で、やはり日本の政府が、国で30人学級を決めてくれるというのが、私も確かに部長と同じ意見です。一番それがやってほしいことだと思うんです。 それと、大阪府は、今、小学校1年生、2年生で実施してくれてるけども、やはり今後、3年生とか中学1年生とかいうことも実施をしていってもらわないと、市単独では、今、厳しい地方の財政状況の中では、なかなか難しいというふうには思いますが、しかし、やっぱり来年度予算に向けて、小学校3年生以上の少人数学級実施のための予算を再度計上するというお考えはないか伺います。 ◎大森敏文教育部長 先ほどから申しておりますけど、現在のところはございません。ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。 ◆13番(荒藤光子議員) ぜひ、小学校1年生、2年生で、この2年間、少人数学級が実施されたその教師の方とか子どもさんや--子どもさんは、1年生、2年生では、なかなかわからないかもしれないけど、父母の声とか、そういうのをアンケート等はとっていただいているのか、お伺いします。 ◎大森敏文教育部長 本市で実施しているときのアンケートはとっておりましたけども、府に移行されてから、本年度のものは、まだとってはおりません。 ◆13番(荒藤光子議員) 実施していただいたときのアンケートは、公表とかはされているのでしょうか。 ◎大森敏文教育部長 公表という意味では、この議会で何度か申し上げた部分が公表になろうかなと思います。 ◆13番(荒藤光子議員) あっさりした答弁ですけどね、もうちょっと何か血肉のある、ハートに来るような答弁を期待しているところです。 その点では、やはり国の制度化、府の支援というのがどうしても大事だというふうに思いますが、子育て支援という意味では、これまでも柏原市は、子育てしやすいまち、子育てのお父ちゃん、お母ちゃん、どんどん柏原市へ来てやということで、この間の議会等でも市長も言っていただいてます。そういう意味では、子育て支援策としての、この少人数学級の柏原市独自の支援策、よろしくお願いします。 ○乾幸三議長 岡本市長、もう、時間が余りありませんので、簡単に。 ◎岡本泰明市長 はい、早く済みます。 私が市長になって、1・2年生、国に先駆けて35人学級やりました。 一つはね、教育専門家と私、よく話しするんです。1・2年生は基礎学力、「あ」から「い」から、「1+1=2」と、そういうところから教えていかないかん。そのときには少ない人数の方がいいと。そして、3年生になると、ある程度の基礎学力ができて、集団生活、また大きな固まりでやるということも、これは必要なことやというふうに、ある意味では結論づけておりました。 と同時に、要するにいろんな財源の中、必要な中から、辛抱のできるとこは辛抱してもらわないと、何でもかんでも、あなたのおっしゃるように、方々のどこそこの市はええ、どこそこの市はええ、あそこの市はええと、ええとこ1個ずつ持ってきて、柏原市に今持ってきてどうなるんですか。柏原市、つぶれますやないですか。 だから、私としては、限られた財源で、1・2年生のときには、これは基礎学力必要やと、だから35人学級やろうと、市で金出そうと。府が出さなくても柏原市で出そうと。そやけども、1・2年生、府から出してくれた。ああ、これでよかったと。その金を3・4年生に持っていくという論法、どっから出るんですか。それはその話、これはこの話。そのまた、今言う3・4年、5年生に持っていくその費用を、今度は市民の方々に有効にどこかで使わせてもらうような方法を考えないかん。 そして、先ほど、OECDの…… ○乾幸三議長 時間が終わりましたので、市長、よろしく。 ◆13番(荒藤光子議員) それでは、引き続き来年度で予算化を要望して質問を終わらせていただきます。 ○乾幸三議長 以上で日本共産党を代表しての質疑・質問を終わります。 ここで、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時31分 △再開 午後3時0分 ○中村保治副議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 これより個人質問を行います。鶴田将良議員、登壇願います。   〔18番 鶴田将良議員 登壇〕(拍手) ◆18番(鶴田将良議員) 18番議席議員の鶴田将良でございます。本日は、平成19年第3回定例会に際し、質疑と発言の機会を与えていただいた市議会議長並びに議員各位にまずもってお礼を申し上げます。 限られた質疑時間30分を、事前に提出いたしました通告書に基づき、市政一般に関する意見と質疑を申し述べ、市政と暮らしの発展に寄与すべく努力、精進してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、政局は、国会開会直後に安倍総理突然の辞任により、与野党の政争の構図が一変し、旧来の小泉政治の改革施策を主としての継承を前提とした攻防が展開されております。 格差の是正、地域の自立、社会生活で陰の部分への施策、さらには欧米からアジアへの重点志向等、安倍ショックからようやく脱却しての国会審議が近く緒につくものと思われます。 私たち柏原及び河内地区においても、現況及び近未来への対応を急務とする諸事項が山積しております。この中から、より差し迫った案件をピックアップして、日常生活の中から問題のプライオリティー(優先事項)を抽出し、通告書を提出いたしました。第3回定例会個人質疑・質問通告書に基づいて質疑を行います。どうか、より単純明快なご説明、ご回答をお願いいたします。 整理番号71番、質問事項、教育関連として、柏原市内運動広場の利用の実情と今後の活性化施策について、特に市民要望もあり、東山運動広場に水道整備が整い、利用できないものかお伺いします。 特に、既存の東山運動広場には、不可欠な給水、手足の洗い場がないので、地域住民や使用者から、運動広場活用の条件整備がなされていない、この際、ぜひ衛生管理のためにも設備していただきたいとの強い要望があります。 また、日常の運用については、地域、自治体等のご協力が不可欠です。現実に、常時管理者の常駐はできないですが、知育、体育、教育、しつけ等の面から、児童を含めた自主運営委員会によるめり張りのついた施策を実施してほしいものです。 このような施設は、大胆な地域への開設こそが教育再生にもつながる施策であり、実現に向け検討願いたいと思いますが、市のお考えについてお伺いします。 整理番号72番、柏原市商工会事務所のJR柏原駅前再開発ビル公益施設部分への移転計画に伴う大正産業会館跡の用途について、市の考えをお伺いします。 駅前の総合開発は、当局と地域の方々の並々ならぬ努力の中で、周辺整備や河川改修を含め、積極的に進められていることは同慶の至りです。 さて、このことに関連して、柏原市商工会、ライオンズ・ロータリークラブ、青年会議所の駅前再開発ビル公益施設部への移転計画に伴う大正産業会館跡の用途について、市の考えをお伺いします。 整理番号73番、質問事項、公共下水道として、合併処理浄化槽のさらなる普及促進と下水道事業の進捗状況についてお伺いし、公共下水道の5カ年計画の推進により、初年度下水道普及率70.8%を、達成目標の80%の達成は至難のわざとも思われますが、強力に推進するためには、受益者負担金の平等な負担原則を踏襲すべきで、ちまたで問題になっている年金問題のような轍を踏まぬよう配慮が不可欠と思います。 このたび上程された議案の料金改定については取り消されましたが、下水道事業の今後の運営についてお伺いします。 整理番号74番、質問事項、病院について、市立柏原病院の運営に関する現状と、近未来の展望についてお伺いします。 現実に、柏原市民の健康指導をつかさどることを条件として、大幅な改装と設備の充実を限られた資金の中から企てられ、実現されたものですが、受診者の伸び悩みによる受診費の伸び悩み、設備に依存する診療体制が市民離れを起こし、特に老人医療については介護施設への依存傾向にあり、市民病院としての地域からの信頼、依存度に欠けるものでないかと思われ、近隣市の病院診療施設に多くの柏原市民が頼っている証左が、当初計画に即した運営がなされず、赤字計上傾向に歯どめがきかないものだと思いますが、当局の対処についてお伺いします。 以上で、私の第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○中村保治副議長 鶴田将良議員の質問に対し、答弁を求めます。   〔大森敏文 教育部長 登壇〕 ◎大森敏文教育部長 鶴田議員のご質問のうち、私からは整理番号71番について答弁申し上げます。 現在、スポーツ振興課で管理運営をしている主な運動広場の平成18年度の利用状況は3,553件、延べ人数では5万2,062人となっております。 今後の活性施策としてお尋ねいただいております東山運動広場の水道施設の整備でございますが、進入路であります桜谷農道には水道管が布設されておらず、新たな水道施設の整備となりますと多額の費用が伴うため、現状の財政状況下では大変厳しいと考えております。 市内の主な運動広場のより一層の活性化といたしましては、民間のノウハウを導入し、サービスの向上と経費の節減が図れる指定管理者制度の導入も視野に入れまして、利用者の皆さんに安全で安心してご利用いただける施設づくりに取り組んでまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。 以上でございます。   〔三浦啓至 市長公室長 登壇〕 ◎三浦啓至市長公室長 続きまして、私からは、整理番号72番についてご答弁申し上げます。 質問事項は産業振興について、内容は、大正の産業会館、いわゆるK.I.ホールの用途についてであります。 この件につきましては、昨日、他会派のご質問にもお答えさせていただきましたとおり、現在は旧公民館、柏原文化の代替施設として使用しておりますが、今、現段階では、用途につきましてはまだ確定しておりません。今後も広くご意見をいただきながら、有効な活用方法を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。   〔野口重弘 上下水道部長 登壇〕 ◎野口重弘上下水道部長 私からは、整理番号73番についてご答弁申し上げます。 まず、合併処理浄化槽の普及促進につきましては、今年度より浄化槽設置にかかる補助金制度を行っているところでございまして、家のリフォームの時期や合併浄化槽の設置スペースの問題等、問い合わせは多数ございますが、今のところ申請は3件程度でございます。 本市といたしましては、この補助金制度の対象地域の皆様に一戸でも多く合併処理浄化槽を設置いただくため、出前講座等を活用してPRに努め、山間部を含めました汚水処理率の向上と、公共用水域の水質改善に努めてまいりたいと考えております。 次に、公共下水道事業の進捗につきましては、平成18年度末の普及率は、当初目標は70.4%でございましたが、この目標をわずかながら上回る70.8%となったところでございます。今後、普及率の向上に鋭意努めてまいりたいと考えております。 次に、今後の下水道運営につきましては、先日の他会派に答弁させていただいたとおりでございまして、今後、市民の皆様に広くPRに努め、多くの方から意見をいただいて検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。   〔中川喜美治 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎中川喜美治市立柏原病院事務局長 私からは、整理番号74番についてご答弁申し上げます。質問事項は病院でございます。 市立柏原病院の運営に関する現状でございますが、平成18年度の決算純損失額は約14億3,532万3,000円の赤字であります。病院経営の現状は一段と厳しくなっております。 また、病院の近未来の展望についてでございますが、各診療科の連携を図り、医療体制をより一層充実し、経営の安定化を図るとともに、地域の基幹病院として特色のある地域医療の充実を図り、高度医療の診療特化を推進してまいりたいと考えております。 さらに、病診連携をより一層強化し、市民の皆様に安全で安心な医療を提供してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○中村保治副議長 以上で一通りの答弁は終わりました。鶴田将良議員、再質問ありませんか。 ◆18番(鶴田将良議員) それでは、再質問に入らさせていただきたいと思います。ご答弁、本当にありがとうございました。 まず、整理番号71番でありますけども、運動広場、平成18年度の実績が3,500件で、延べ人数で5万2,000人ということで、本当に利用していただいてありがたいなというふうに思っておりますけども、東山の運動広場でそういうご相談を聞きまして、水道が整備されていないと。 岡本ガーデンのところまで来てて、やはりこういう体育施設の場に水道がないのはどうかなというふうに思っておるところでございます。けがをしたりとか、いろんなことがあったら、やっぱり取り返しもききませんし、市内ではいろんな運動施設の計画もあります。そういった大きなビッグプロジェクトの推進もそうなんですけども、やはり既存の部分のさらなる充実整備も決して高い部分ではないんじゃないかなと。 山間部等々、水道というのはライフラインでもありますし、やはり火災等々起こって、近くからそういうふうなもんもとれないというふうな部分で、何も運動広場だけをそのように充実整備していただきたいというふうなんではございません。 また、岡本市長のビジョンの中でも、やはり東山、宝の山にということで、水道は本当に必要不可欠なもんじゃないかなというふうに思っております。教育の視点だけじゃなくて、そういった大きな意味で考えていただけないのかお伺いしたいと思います。 ◎岡本泰明市長 鶴田議員のおっしゃること、これも大いに一理あろうかというふうに思います。特に、いろんな構想のもと、いずれは水道を引かないかんというような状況でございます。 比較的速やか、できるだけ早く実現の運びになるように努力いたしたいと、そういうふうに思いますので、ご了解お願いいたしたいと思います。 ◆18番(鶴田将良議員) どうもありがとうございます。 教育だけじゃなくて、やはりいろんな柏原の全体像ということで岡本市長にお答えいただきましたけども、どうかそういう要望もありましたので、ひとつ聞き入れていただいて、実現に向けてご検討いただきますようよろしくお願いいたします。 次に、整理番号72番、商工会の移転に伴って、私の地元であります大正産業会館の跡の用途について、地元住民の方も、一体何が来るんやろなということで日々心配もされております。 きのうからの答弁もありましたように、本当にいろんな住民の皆様の意見を取り入れてということで、公民館機能や各種団体事務所、また地区の福祉拠点とか、ありとあらゆる部分で相談がされていこうと思います。 そこで、少し提案なんですが、許されるならば、東南海地震、津波、亀の瀬の地すべり、温暖化現象による大和川のはんらん対策研究等を行い、河内地域の安全施策のため、防災センター的な施設への転用検討を提案したいと思いますけども、そういうことも考えていけないものかお伺いしたいと思います。 ◎岡本泰明市長 鶴田議員から、かねてそういった話をお聞かせいただいておりました。 当初、私、そういった観点と申しますか、考え、うかつにもそこまで思い至らなかったのでございますけれども、お話を聞かせていただきまして、あそこはちょうど大和川工事事務所の隣接地であるということからしても、やっぱり防災ということの重要さがうかがい知れます。 現在、K.I.ホールは補助金をもらって建てさせていただいた、そういうものでございます。よって、使用にはある程度の制約も受けるかと。また、受けない場所もございます。そういったところを、鶴田議員の今のご発言を大いに参考にさせていただきまして、今後の計画を組み上げさせていただきたいと思います。 ひとつ、お楽しみあれと、そのように申しておきたいと、そのように思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆18番(鶴田将良議員) ありがとうございます。 本当に、この庁舎そのものも、耐震性の問題とか、議会で議員各位から本当に心配されて、いろんな質問も毎回のように出ておるところでございます。 また、センター的なということで、市民会館、リビエールホールも指定管理者制度になって、なかなかすぐに融通がきかない部分もあろうかと思います。大和川工事事務所とも隣接していてということで、午前中の話にもありましたように、10月から緊急地震速報等々含めて、やはりますます市民の関心事にもつながっていこうかというふうに思っております。そういった意味で、ぜひご検討いただきますよう要望しておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号73番、合併処理浄化槽の普及と下水道進捗状況、さらには下水道事業の今後の運営についてということで、これも議案で、昨日、市長の方から、本当に断腸の思いで一たん取り消されましたけども、本当に苦慮した政治判断だなというふうに思っております。やはり、原則、市民意見をしっかり受けとめて、市のかじ取りをやっていかなあかんということで、私も全くそのとおりでございます。 下水道の普及と同時に、合併処理浄化槽、かねてからずっと推進を提案してまいりましたけども、ようやくことしからそういう助成でスタートしていったということで、本当に明るい話題が豊富なんですけども、片や下水道の進捗と同時に、やはり多額な工事費用がかかっていくということで、これもずっと指摘してきたところでございます。 合併処理浄化槽のいろんな話をしてきた中で、3つのポイントということで、やはり多額な建設費用いうことで、これが本当に一般会計を脅かすような状態にもなってきておりますし、もう一つは水質保全と環境問題ということで、ここ近年大きく問題視されてくるようにもなりました。3点目には、やはり下水道の恩恵を受けておられる方と受けておられない方ということで、不公平感の是正ということで、この3つをずっと指摘してきたわけなんですけども、合併処理浄化槽が山間部を中心にということで推進されるようになったわけなんですけれども、やはりここでも少し不公平感が出てきてるんじゃないかなというふうに思っておるところでございます。 下水道の負債総額210億6,000万ということですか、かなりの費用でございますし、今後、やっぱりそれは次期世代が返していかなあかんということで、本当に厳しい部分であります。今回、もし仮に改正されたとしても、なかなかおぼつかないのが現状だということで、本当に難しい問題だなということで、つくづく思うわけでございます。 いろんな平均等々を含めて、柏原は全国でもどこまで来てるんやなということで、本当に岡本市長になってから、下水道事業の推進ということでは工事もスピードアップされておりますし、本当に一家庭、一家庭ずつが快適な暮らしをしていただいてるということで喜んでおるわけなんですけども、それに伴って費用もどんどんかさんでくるということで、本当にイタチごっこで難しい問題だなというふうに思っております。 やはり環境、暮らしやすい柏原市ということで、下水道事業は欠かせない問題でありますけども、全国の平均でいえば、5万から10万の人口では汚水処理人口普及率が平均73.5%ぐらいになってるんですね。まだ柏原市は70.8%ということで、大分盛り返してはきてるんですけども、全国平均ではまだまだ厳しい部分もあります。 大阪府下では93.4%ということで、これは本当に下流の方から下水道はずっと工事を進めていかなあかんということで、いたし方ないわけなんですけども、やはり下水道事業に早いこと手つけてるところは、こういう問題も余り起こらへんかってんやけども、柏原の上流部分はということで、本当にこの問題が永遠に続いていくんじゃないんかなと。片や、工事急げという部分と、片や、こういう料金改定の問題等々も、いずれ出てくるんじゃないかなというふうに思っておるところでございます。 ただ、やはり不公平感の是正ということでは、従来、下水道の恩恵を受けておられる受益者負担というのが大原則であり、雨水部分は公的に、汚水部分は私的にということで、そういう受益者負担というふうなんが大原則でずっと進められてきて、私は何もすぐ値上げが賛成だとか、そういうふうなんじゃなくて、やっぱり避けて通られない問題でもあります。次世代にそういうふうなもんをずっと引き継いでいかなあかん部分、耐用年数と借り入れの返済の差というのも、安い金利で、それも17年度から柏原市は利用されて、その返還もしっかりされているということで、聞いて安心はしておりますけども、やっぱりますますこの部分が厳しくなっていく、のしかかっていくという部分では、本当に心配するところであります。 実際、そしたらどれぐらいまで耐えられるんかとか、そういうこともこの場でお聞きしようかなと思っとったんですけども、やはり市民意見が市長の考えで大優先でございますので、私もともに勉強しながら、この部分、また不公平感の是正等々を含めて、またこういう場でお話をさせていただきたいなというふうに思っております。 本当に、10数年来待ち続けてきて、やっと下水道が来るということで、私の地区もまだ来ておりませんけども、楽しみに待ってる部分もありますし、片や合併処理浄化槽やって、維持管理費が高うついてるやないかというふうな苦情も聞いております。そういう部分で、どのラインでどうおさめていくんかというふうなんで、本当に難しい部分ありますけども、いろんな助成制度や減免制度や、これからいろんな議論重ねながら進めていっていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、柏原市立病院ということで、本当にこの部分も厳しい状況下ですけれども、市長は他力本願じゃなくて、自分で本当に足を運んで奮闘していただいてるということで敬意を表するところでございます。 先ほど、市民意見ということで市長も強調されておりましたけども、一口メモのアンケートを市民病院ではしっかり実施しておられるそうなんですけども、やはり患者満足度調査ということで、カスタマー・サティスファクションじゃありませんけども、アンケートの実施で、いろんな市民意見を、また来ていただいてる患者さんや入院していらっしゃる患者さんは、やはり柏原市民病院のお客さんでもあります。その部分で、本当に小さな部分でも、気がついたことをきちっとアンケート調査等々も実施もしていただきながら、今一番こういう部分やなということで、いろんな患者さん、いっぱいというんですか、本当に信頼される柏原病院を目指して、ともに頑張っていっていただきたいなというふうに思っております。 そういうことで、今後もそういうことも実施も検討していただきながら、よろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。ご清聴どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○中村保治副議長 以上で鶴田将良議員の質問を終わります。 引き続いて、個人質問を行います。濱浦佳子議員、登壇願います。   〔5番 濱浦佳子議員 登壇〕(拍手) ◆5番(濱浦佳子議員) こんにちは。5番議員、民主党濱浦佳子です。本日は質問のお時間をいただき、ありがとうございます。30分という短い質問時間ですので、早速質問させていただきます。   〔乾議長 中村副議長にかわり議長席に着く〕 まず初めに、一般質問、上下水に関することについて。 整理番号75番、2007年8月31日現在の下水の普及率及び各家庭に対しての水洗化率を教えてください。 次に、整理番号76番、本市と係争中である水道組合員の個人名が広報かしわらに掲載された理由についてお尋ねいたします。経緯は結構ですので、簡略にお願いいたします。 整理番号77番、特別職の休暇について、どのような形式で行われておりますか。 この3点をお尋ねいたします。答弁は、簡単、明瞭にお願いいたします。 これにて、私の1回目の質疑・質問は終わらせていただきます。 ○乾幸三議長 濱浦佳子議員の質問に対し、答弁を求めます。   〔野口重弘 上下水道部長 登壇〕 ◎野口重弘上下水道部長 濱浦議員のご質問のうち、私からは整理番号75番と76番の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号75番のご質問のうち、下水道普及率につきましては、先ほど鶴田議員のご質問でご答弁させていただきましたとおりでございますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 次に、水洗化率で、先ほどご質問いただきましたことしの8月31日の水洗化率で申し上げますと、約86%となっております。これは人口の水洗化率でございますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号76番の件につきましては、市民に知っていただくために掲載したものですが、大阪地方裁判所におきまして、行政財産の目的外使用許可取消処分取消訴訟の関連として現在審理中でございますので、一切ご質問にお答えできなく、よろしくご理解願います。 なお、裁判所の決定が下された折には、また報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。   〔松本健太 総務部長 登壇〕 ◎松本健太総務部長 続きまして、私からは整理番号77番についてご答弁申し上げます。 議員ご承知のことと存じますが、特別職とは地方公務員法第3条第3項に規定されておるところでございます。 また、特別職の地方公務員法の適用につきましても、地方公務員法第4条第2項に規定をされておるところでございます。 したがいまして、特別職の休暇など勤務条件につきましては、一般職とは違い条例制定されておりませんので、適宜そのときの判断により休暇をとるということになるかと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○乾幸三議長 以上で一通りの答弁は終わりました。濱浦佳子議員、再質問ありませんか。 ◆5番(濱浦佳子議員) 整理番号順に質問させていただきます。 整理番号75番についてですが、おかしいと思うんですよね。柏原市の8月末現在の所帯数は3万456件と聞いております。水洗化率というのは、各家庭を1として、それが下水管につながって初めて水洗化率100%になると私は思います。 住民の方に聞いてみますと、多くの方がまだつながっていないという声が多いので、聞き取りでの調査でありますが、柏原市の半分もの方がつながっていないと言われて愕然といたしました。 先日いただきました数字でございます、このことを申し上げてます。これを見ますと、その数字とお聞きした数字と、余りにも--現在、私たち一般市民は、水洗化率60というたら、全市に対して60という判断をすると思うんです。まだ柏原は80%というと、人口に対しても80%、地域に対しても80%と思ってしまいます。これを思っておられる方がたくさんいらっしゃると思います。でも、市が言っておられる水洗化率とは違いがあると思います。そうでしょう。だから、今後において、実際の数値もやはり示していただきたいと思うのですが。 ◎野口重弘上下水道部長 お答えいたします。 確かに先生おっしゃってる数字もあろうと思います。 ただ、国及び府につきましては、水洗化率は、下水道が供用開始した区域の人口を分母にして、その中でのつながった数字を分子という中で、先ほど申した86%でございまして、下水道整備されてないとこも踏まえた全市域内の人口を分母にすれば、先ほど先生おっしゃいましたように、普及率が約70%、そこに水洗化率の86を掛けますと約60%、先生おっしゃった数字になろうということでございますんで、今、国及び府の方では、私が発表している数字で発表せよということになってます。この点、よろしくご理解のほどお願いいたします。 ◆5番(濱浦佳子議員) 私も知りませんでした。柏原市83と言われたときにびっくりしたんですよ。そして、この表を見せていただいたら違いますのでね。 絶対これはせえとは言いませんけど、やはり市民の方は多くそう思っておられると思うんですよ。だから、できたらそういう面もやっぱりどこかで知らせてあげてほしいということなんです。これは要望というか、計算に対して、そういうふうにしていただきたいという要望でございます。 75番はこれで終わらせていただきます。 整理番号76番についてですが、中谷管理者にお尋ねいたします。 本来、普通の暮らしをされてる人たちは、理不尽なことでもじっと我慢をして、そうすれば理不尽なことはいつかよいことに変わるのではないかと考えて生きてると思うんです。しかし、力のある者の言いなりになっていても変わらないと気づいた人は、無謀だとわかっても理不尽なことに立ち向かおうとして、そのことを考慮してお答えください。 広報かしわら8月号、第5ページに、会社名とともに個人名が掲載されておりましたが、会社名だけでよいものを、なぜ個人名まで掲載したのか、この点についてお答えください。 ◎中谷繁数水道事業管理者 先ほど部長が答弁させていただきましたとおり、これはまず大阪地方裁判所でいわゆる係争中の事案の一つとしての法廷論争、法定代理人を通じましてしているところでございますので、この件につきましては、この場では申し上げられません。 ただし、経緯は、裁判所の裁定があり次第報告させていただく、こう思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆5番(濱浦佳子議員) 柏原は市民に開示するということを常々おっしゃってたと思います。私は裁判のことを聞いてません。広報かしわらに個人名と会社名を載せられたことを聞いてるんです。だから、裁判のこと一切聞いてません。   (「私、答えましょう」の声起こる) 市長は結構でございます。中谷管理者に聞いております。責任者です、管理者です。   (「私、答えますよ。私、最高責任者です」の声起こる) いや、最高責任者になっておられません。中谷管理者の名前載っておられます。 ◎中谷繁数水道事業管理者 今、同じことを申し上げますが、まずこの広報に載せましたのは、皆さんにこの玉手浄水場の更新工事が、供用開始してほぼ30有余年がたってる。そこで、いわば車で申し上げれば、ほとんどポンコツの状態であると。これが一昨年から……。   (「いや、そういうことを聞いてない」の声起こる) いえ、これを聞いていただかないと理解していただけない。 これは、市民の皆さんにいわゆる自己水を、安心・安全な良質な水を届ける重要な施設でございます。これは昨年も行政評価委員さん、また建設産業委員の皆さんで審議会、これを立ち上げまして、プロポーザル・デザインビルドで契約して、今履行してるところでございます。 これは本当に一日も早く完成さすべく、職員一同、毎日毎日時間がとまらないかなというぐらい、工事の遅延を危惧してるところでございます。 今、私ははぐらかすことを申し上げてるんじゃなくて、これは市民のいわゆる重要なライフラインの施設でございますので、どうかひとつよろしくご理解いただきたい。 ◆5番(濱浦佳子議員) そしたら、それはご答弁それで結構ですけど、ただ、このことで個人名を出されたご家族の方がどのような目に遭っておられるかご存じですか。市の担当者が匿名であることは周知の事実です。しかし、一たん公表されたご家族の方は、さも罪人のようなそしりを受けて、子どもたちはこのことでいじめられていることもあるんです。 掲載に関して、上司からの指示はあったのですか、お答えください。 ◎中谷繁数水道事業管理者 今おっしゃられます上司、私が責任でございますので、今おっしゃられます一つは、当然組合のご家族、私もそれぞれ家族あります。ただし、これは市民の視点から、これは今掲載しました7業者、これはもともと13業者おられまして、7業者になってる。この中で、これもいろいろそういう情報公開として載せる、これは私どもの法定代理人の弁護士にも相談しまして、裁判の結果と、これはきっちり公開しなさいと、こういうことで載せた次第でございます。 ◆5番(濱浦佳子議員) 市が訴えられたからといって、こんな理不尽なことが許されると、私すぐには思わないんです。なぜ話し合わなかったかということなんです。解決に結びつく方法は幾らでもあったはずです。長引けば、結果において、弁護士費用が莫大にかかります。これも市民の貴重な税金なんです。 私は、先日、市長から8月21日に「小学校行けや」、そして「あんなあほと話できん」と言われた本当にあほな議員かもわかりませんが、物事のよしあしは判断できるだけの頭は持っていると思います。 このことが行政トップの指示であったとしたら、私は前代未聞の不祥事になりかねないと思います。もう一度お尋ねいたしますが、この掲載に関して、指示はあったか、なかったかだけ教えてください。それで結構です。 ◎中谷繁数水道事業管理者 私は、それぞれ市長といろんな相談を申し上げまして、指示という、こういうことで私はとらえておりませんので、ご理解いただきたい。 ◆5番(濱浦佳子議員) 柏原市の個人情報保護条例第11条5項及び第12条2項に抵触し、この条例の罰則を適用されるおそれがあります。このことで訴えを起こされたときには言い逃れできないと思うんです。この場で、本当に中谷管理者は上からの指示はなかったんですね。そう私は判断しておきます。 時間もあります。次にいかせていただきます。 8月号、広報かしわら掲載の後、組合の業者の方が、チラシを新聞折り込みに配布されました。その中に某議員と書かれておりましたが、その方はこの議場におられますか。おられるのなら、お名前をお聞かせください。お答えできないのでしたら、指を指していただくか、目線で示していただいても結構です。   (「私です」の声起こる) 確認いたしました。ありがとうございました。 次に、整理番号77番の質問に入らせていただきます。 三浦公室長にご質問いたします。 本年8月15、16、17と、この3日間、市長の行動についてですが、市長はこの間、指宿・種子島方面に視察をされたとなっておりますが、この期間における特別職の取り扱いについてお尋ねいたします。 この間、市長は公務出張でしたか。 ◎三浦啓至市長公室長 この3日間、お盆休みで、私用でお休みになっておられました。
    ◆5番(濱浦佳子議員) そしたら、有給休暇とか届けを出されないんですか、ないんですか。続きお聞きします。 ◎三浦啓至市長公室長 市長も特別職、濱浦議員も特別職でございますので、特に有給休暇というのはございません。 ◆5番(濱浦佳子議員) 特別職といっても、在任期間中は公務員であるわけやないんですか。 ◎松本健太総務部長 私から、自席からお答え申し上げます。 特別職といいましても、常勤的非常勤で公務員には入ります。 ◆5番(濱浦佳子議員) 私は、勝手に休むというと失礼かもわかりませんけど、奈良の環境局の職員さんが勝手に休んだりというようなことではないと思う。上司として、部下にそういう勝手な--勝手とは言いませんけど、何かおかしいと思う。手続的に、やはりちゃんとある程度すべきじゃないかと私は思います。 そして、室長が手続と、行くということ自体を、どこへ行くかという報告はなされたんですか。その間、行動について把握されて、どのように把握されたかお聞きしたいんです。 ◎三浦啓至市長公室長 市長の休みにつきましては、その前から聞いておりました。お盆は、この3日間は休ませてくれということで、行く先も聞いておりました。 ◆5番(濱浦佳子議員) たとえ市長の休み期間であったとしても、権限の委譲とかされたんですか。もしですよ、飛行機に乗っておられて、飛行機がもし落ちたらどうされるんです。だれがその権限をするんです、市長以外だれがされるんですか。   (「副市長です」の声起こる) 副市長。やっぱり委譲は、市長がその委譲をされていったんですか。口とか、そのモラルの問題やないんです。 ◎辰巳英彦副市長 今の話ですけども、市長が出る前に、こういうことで休みとるからよろしくお願いするということで、きっちりそれは受けております。 それから休暇ですけど、先ほどもありましたけども、特別職には休暇の規定はございません。 ◆5番(濱浦佳子議員) 私は、市長も人間ですから、休暇をとるのをとやかく言うんじゃないけど、市長は市長になった限り、24時間やはり拘束されてると思うんです。だから、自費で行かれようと公費で行くか、それは私は構いません。やはり、どこへどう行ったかと秘書課の方で把握するのがほんまだと思うんです。緊急事態が起こったとき、やっぱり大変なことになると思うんです。 それでは、宿泊先とか全部把握されておられたんですか。 ◎三浦啓至市長公室長 携帯電話を知っておりますし、宿泊先もすべて把握しておりました。 ◆5番(濱浦佳子議員) 宿泊先、後で結構ですから、いただけませんか、スケジュール、そして、携帯電話は証拠になりません。例えばの話、和歌山に行っても大阪にいるとできる。携帯電話は証拠になりません、正直に言いますけど。だから、どこに泊まられて、いつ連絡があったかと後で教えてください。 それと、休暇であれば、当然自費で行かれたんでしょうね。 ◎三浦啓至市長公室長 その辺は市長……。   (発言する声起こる) ああ、そうですね、はいわかりました。 交際費は使っておられません。わかりません。 ◆5番(濱浦佳子議員) この休暇のとき、市長は自費で行かれたと言うておられることを私は聞いております。同行者が3議員であったと思うんですよね。周知のことでしょうと思うんですけど、それだったらおかしいと思う。議員は政務調査費使って視察、市長は自費で視察ですか。 ◎岡本泰明市長 よろしいか。   (「私は市長に聞いておりません」の声起こる) ○乾幸三議長 それは答えるべき、市長が。 ◎岡本泰明市長 簡単にしますよ。 まず市長の身分は特別地方公務員で、いつ休暇をとっても、これは許されております、法律的に。 それと、法律的に、私が飛行機が落ちて亡くなったら、副市長に自動的に権限がいきます、それが2つ目。 それから、自費で行こうが公費で行こうが、私は公費でも行けます、自費でも行けます。それは、あなたのご推察のとおりかもわかりません。そのことは答弁控えさせてもらいます。 ◆5番(濱浦佳子議員) 私は、市長として堂々と、公人として公費を使って視察していただくことに何ら異議を持っておりません。柏原市のためになることがあれば、大いに結構かと思っております。 今回、この質問いたしましたのは、8月末から私のところに2通の匿名の投書がありました。ロケットの打ち上げを視察に行くと言っていたが、1カ月前に中止になるのはわかっていたのに行かれたと。種子島でも指宿でも、超一流の旅館で、視察でなく観光で、砂ぶろに入っておられた、公費であったとの内容でした。 匿名であり、私は内容は信じられないこともありますし、信じてはおりません。ただし、私も市民から選ばれた議員ですねん。だから真意を確かめるべきであると判断いたしまして質問させていただきました。 だから、首長が去年においても3回ほど、長野県、中国の広州とか玉造等、業者の方と旅行されておられます。そのときでも、やはりそういう連絡事項、休みといえども緊急有事のことがあります。やっぱり、連絡入ってたんですか、それをお聞きいたします。 ◎三浦啓至市長公室長 入っておりました。 ◆5番(濱浦佳子議員) 私は、市長はやはり入っておられたと安心いたしました。 やはり市長は、休暇であろうと、24時間その所在を知らしめねばならないんじゃないかと思います。それは選ばれた人の責務と義務であると思います。 市は、市民すべての人たちの行政機関です。会社ではありません。市長は、不正を許さない、自分自身に厳しい方ですが、疑いを持たれるような行為を生じたときは、秘書課の方たちは、やはり注意を促するのが秘書課の職務であり、義務であると思っております。 ◎岡本泰明市長 じゃ、申し上げましょう。 私は、私費で参っております。その理由は、私はお三方にきのう、他会派の質問のときにお答えしましたように、急遽私は3人の議員の方に連れていってほしいと、そのように申しました。 そして、中国のことをおっしゃいましたけど、私は業者とは行っておりません。そこにおられるヤマシタトシオさんです。そこにおられる柏原新聞です。そして私の友人です。いや、ごめんなさい。ヤマシタトシオさんは、会社の代表でもなければ何でもないです。30年来、40年来の友人です。それが一つ。 それと、疑惑の持たれるようなって、あんた1人でしょう、疑惑持ってるの。だれも疑惑持たれてないですよ、ほんまに。 投書って、そんなもん、今、私が同じ話をね、ここにもありますよ。同じ話の電話投書いうてここに来てますよ。そのようなことを言われてるいうことを、カワバタいうの、あんた、ドイさん知ってるでしょう。また後で読みましょうか、こんなん読んでもしょうがないな。 あなたの今おっしゃってること、同じことを市役所の方にも電話かかってますよ。   (発言する声起こる) よくご存じですね、そうですか。 それで、方々でそういうことを言われてるということが、ちょうど私はいい質問をしていただいたと喜んでおります。 一つは、私は自費で行っております。私は、残念ながら心臓悪くて、砂ぶろ入られしませんねん、えらいすんまへん。 それと、石原慎太郎は知事で、週に何回も出てこないです。だから、私は非常勤ですから1日も出てこなかったらええねや。業務に差し支えるか差し支えないかと、あなたがおっしゃらなくても、私自身が判断をして、業務に差し支えないという範囲で私は行動しとるんです。だから自己責任でやってるんです。あなたからとやかく言われることは何もないですよ。 ◆5番(濱浦佳子議員) 先ほど業者と言われましたけど、もう一つの会社で、奥様が会社の社長になっておられます。家族でしょう。つながりはないとは言えないと思います、友達であろうと。それは疑ってるんじゃない。そういうような疑惑を持たれることは慎んでいただきたいということを言うてるわけです。 ◎岡本泰明市長 じゃ、あなたの養子さん、濱浦清掃の社長してるじゃないですか、そうでしょう。それと同じことですやないか。そしたら、あなたの議員の資格に抵触しますよ、そこまでおっしゃるなら。 ◆5番(濱浦佳子議員) 抵触するなら、そのようにしていただいて結構でございます。   (「何て、もう一回言って」の声起こる) 抵触だ、どうぞやっていただいて、議員に抵触するの、どうぞやっていただいて、あなたの好きなように言っていただいて結構です。 私は、もう一つ言わせていただきますけどね、市長ね……。   (発言する声起こる) 抵触て、しますやん。やめませんけどね、抵触するぐらいの覚悟で言うてます。よろしいですよ。余り時間ありません。抵触する覚悟はしてます。 でも、市長に一言言わせていただきますけど、公衆の面前で「小学校行けや」と、なおかつ「あんなあほと話できるか」と罵声を浴びた。部長も副市長もおられました。それは、やはり言うてええ言葉、言葉の暴力があると思うんです。 人格というのは学歴だけですか。違うと思います。やはり言葉の暴力というのはある。人はだれでも、学歴がなかろうが、あほであろうが、やはりプライドを持ってます。私の母は、市長に、多分聞いたら、小学校もう一遍行けやというような育て方は私の母はしてないと思います。そこまで卑しく育てるようにされてないと思います。失礼だと思います、それは。 だから、今のこのことに対して、室長、行かれたところの時間から全部スケジュール、後でご報告お願いいたします。どこの旅館に泊まったか教えてください。それだけお願いしておきます。   (「自費で行ってるのに」の声起こる) 自費でも、いいえ、市民は24時間にやっぱり使命あると思います、はっきり言うて。私はそう思っております。 だから、申しわけないんですけど、やはりいただけませんか、どこどこ行かれたということ。やはりそれを、カワバタさんと今おっしゃいました。私、カワバタさんって、ちょっとあることから、その方が、私がいろんなこと、うわさ飛ばされてることを私も聞いてます。でも、私とあの人とはそんなおつき合いもしてません。そういうことです。   (「議長、休憩して」の声起こる) ○乾幸三議長 ちょっと時計とめて。   (「動議」の声起こる)   (「暫時休憩」の声起こる) ◆17番(巽繁議員) 暫時休憩してください。 ○乾幸三議長 はい、暫時休憩。 △休憩 午後3時56分 △再開 午後4時55分 ○乾幸三議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 この際お諮りいたします。議事の都合により、会議時間を本日の議事日程を終了するまで延長したいと思いますが、これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ご異議なしと認めます。よって本日の会議時間は延長することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時55分 △再開 午後6時50分 ○乾幸三議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 休憩中に議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。 中村幸平議会運営委員長、報告願います。   〔20番 中村幸平議員 登壇〕 ◆20番(中村幸平議員) 長らくお待たせをいたしました。議会運営委員会の中村幸平でございます。 休憩中に議会運営委員会を開催いたしましたので、ご報告申し上げます。 先ほどの質問の内容で、誤解を招くおそれがあるような発言が見受けられ、協議をいたしました。委員会では、その結果、議場での発言については、議会の品位を損なうことなく、また市民に対して誤解を招くことのないよう、市長から発言の機会を与えてほしいとの申し入れがありました。委員会としては、特別に岡本市長と濱浦議員に10分以内の発言を許可することといたしました。 議員各位におかれましては、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上で報告を終わります。 ○乾幸三議長 ただいまの委員長報告どおり運営いたしますので、各位のご協力をお願いいたします。 それでは、引き続き、濱浦佳子議員の再質問を行います。 ◆5番(濱浦佳子議員) どうもこのような長時間、皆様、本当にご迷惑をかけて申しわけございません。 本当にお急ぎの中、お疲れだと思いますけど、私の質疑・質問、これで終わらせていただきます。民主党、濱浦佳子でした。ありがとうございました。 ○乾幸三議長 以上で濱浦佳子議員の質問を終わります。 他に通告の申し出はありませんので、議案質疑及び一般質問を終結いたします。 次に、岡本市長から発言を求められておりますので、特別に許可いたします。登壇願います。   (「話違います。私は濱浦議員の質疑の中で答弁をいたしたい。一たん切られたんでは、それは意味がありません」の声起こる) ○乾幸三議長 暫時休憩いたします。 △休憩 午後6時53分 △再開 午後6時57分 ○乾幸三議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 先ほどの中村幸平議会運営委員長報告どおり、今後の本会議を運営いたします。 岡本市長から発言が求められておりますので、特別に許可いたします。   〔岡本泰明 市長 登壇〕 ◎岡本泰明市長 まず冒頭に、これほどの重大な発言、すいませんでしたで済ます気は毛頭ございません。 私は、他会派の質問にもございますとおり、この出張についての話をいたしました。かいつまんで話し申し上げます。 自民党の会派で3名、実は森組の跡地利用、そして亀の瀬の跡地利用、そして留所山の跡地利用、うってつけの場所がありますと、市長も見にいったらよろしいでと、そのような話の中で、私はそんないいとこがあるんだったらぜひ行きたいと。 ところが、私は、今、市の財政難、そして自分の身が後ろ指さされないようにきちっと対応していこうというふうに考えました。要するに、自費で行きたいと。なぜ自費で行ったかということは、休暇をとるからでございます。休暇をとることに対して、濱浦議員から非常に厳しい詰問されました。なぜ休暇をとったかと。休暇をとらなかったら、公費で出張せないかんのです。これは市長の寄附行為に当たります。法律に触れるんであります。よって私は休暇をとり、自費で参りました。勉強に行きました。 そして、早速、帰ってまいりまして、公室長、経営企画本部、そういったところにどんどん指図を飛ばしました。それでもって、今森組と折衝の相手口の人に、撮ってきた写真を見せましたところ、そこの社長はその写真をくださいと、今後の参考にさせてもらいますと、そのようにおっしゃいました。持って帰ってもらいました。 そういった意味合いの折に、自費で行くのか公費で行くのか、そんなん関係ないと、全日程出せと、それを称して公私混同というんです。 おわかり願えないと思いますけれども、ちょっと頭の中、整理して聞いといてください。こういう理論わからん人なんです。 要するに、公私ということの判断していけば、どうして私が全日程を出さないかんのですか。出す必要ない。公費で行ったときに初めて全日程を出します。 ここで言わずもがなのことを言いますけれども、一つだけちょっと嫌みでも言いましょうか。あなたは、他の会派に同行されて、公費で出張なさいました。今、報告書出てますか。出てないですよ。それを称して観光というんです。議員は、公費で出張したら必ず視察報告書を書かないかんのです。そのことを書かずして、いまだに出てない。そのことを棚に上げて人を非難するということは、これは許せん。 と同時に、質問の中で、投書をもって、あなたに投書が来たと。その投書をもって私を、これはひょっとしたら、私も頭混乱しました、少し。余りにも話がとっぴなので。どのように言おかなと、ほんまにそういうことしたんかなと、ちょっとうろたえました。一瞬、私はこれはもう辞職せないかんなと、市長の辞表を書こかなと、そこでうろたえておりました。 しかし、要するに、これで私の辞職を迫っておられるんだなというふうに私は感じました。そういう感じを持ちました。 議会は権威のあるものです。井戸端会議や喫茶店での茶飲み会議とは話が違うんです。あなたが方々で言われておられることも私知っております。しかし、それはよろしい。議会は権威のある場所です。公の場所です。それを、俗に言うブラックメール、投書でもって、それを金科玉条のように掲げられて、実態のない話じゃないですか。それが本当なら、投書に書いてあることが本当なら、私、辞表を書きましょう、ここで。きょう書きますよ。実態のないことで私は辞職を迫られると、辞職に追い込まれると、それは許せないと私は思っております。その投書の、ブラックメールの内容が事実なら、私は皆さんの前で公約します、約束します。職員の皆の前でも私は約束します。一たん吐いたつばは飲みません。辞表書きます。 濱浦議員は民主党でありましたね。かつて国会で、永田とか何とかいう議員やと思うんですが、もう名前忘れました。前原党首が辞職なさいました。永田さんとおっしゃるんですか、その方も議員やめられました。その方は、要するに実態のないメールでもって、武部幹事長の、だれやったか忘れましたが、退任を迫ったわけです。首を切りにいったわけです。それと全く同じケースであると私は思います。首かしげておられるということはね、どうも、私も首かしげたい。 そして、それに加えることに、先ほどカワバタという人を知ってますかと、知ってますという話です。そのカワバタのいう人の電話がそこにあります。また後で読み上げてもいいんですが、全く濱浦議員のブラックメールの内容を読み上げられた、そのとおりのことが私の方にも来てます。 そのように、私は、議会というものは、一たん言ったことには責任を持たないかん。それが議会の品位であると同時に、ブラックメールは裏の話です。それを表に出して議場で話するということはいかがなもんかと、これも議員各位のご判断にお任せいたします。 私費で、お盆に、業務に支障のないように、ちょうどそのときに東条で、乾議員、コミュニティありました、盆踊り。森岡区長にわけを話して、こうこうですと、盆休みとらせてもらいますと。よって副市長と総務部長と代理にやりますので、ご了解願いたいということで、私は休暇のもとに、視察という言葉は使いませんが、行きました。 だから、公務が支障を来さないという範囲の中で、私はお盆に休暇をとらせていただくということは何らやましいことではないと。24時間勤務だと、なるほど24時間勤務でありましょう。しかし、あなたね、地方自治法、そして公務員法、きょう、総務部長が朗読しました、何条何項何号と。お読みになりましたか。ほな言うてください。その中にきちっと書いてあります。 まことに遺憾であります。それをすいませんの一言で済まされたら、私自身の気持ちがおさまりません。 そして、最後に一言つけ加えときます。 私は、確かに「あほ、小学校行け」と言いました、あなたに。大衆の面前ではございません、市長室で言いました。 それを、なぜ、そのことを言いましたかと。皆さんもご承知のように、広報に議会だより折り込みあります。その議会だよりの中に、区長は報酬をもらっておるという意味のことを表現した文章がございます。それを区長がお怒りになられました。私と議長と、中に入ると。区長が怒っておられる、濱浦議員との間にいさかいが起きると。そのときに、濱浦議員の発言は、私は何もしてないと、区長からけんかを売られてんねんと、私は徹底的にやると、こう言うわけです。 と同時に--笑ってごまかしなさんな、あんた。そんなもん、皆聞いてますから。そのときに、私は、ここの文章には区長が報酬もらってないと、もらってると書いてないと。そんなことないじゃないですかと、この文章読んだら、小学校の子どもでも、区長が報酬もらってるいうふうに受けとめるじゃないですかと。もらってないと言い張りますからね、私は、それなら小学校行ってもう一回勉強してきなさいと、これはあほでもわかることやと、そのように言いました。そして、あほと言いました。要するに、その前段を飛ばして話をするということは、これはおかしい。 それともう一つ、ついでに言うときます。 あなたは先ほどの質問の中で……。 ○乾幸三議長 もう市長、時間ございませんので、まとめてください。 ◎岡本泰明市長 はい。もう一つだけ言うときます。 要するに、あなたは、広報になぜ個人の名前を書いたかと。あなたは、そこで一つ飛ばしてる。代表者の個人と言わなあかん。企業は、代表者がおって企業なんです。裁判は水道組合の各企業がなさっております。それの代表者の名前を書いて、どうして悪いんですか。それと同じことを、子どもが泣いた、何が泣いたと、そういう理論にすりかえたらだめです。 最後に、まだ言いたいですけど、時間ないので、私は言いましたね。私は許さん、どのように責任とってくれますか。 ○乾幸三議長 次に、濱浦佳子議員、発言を許可いたします。登壇願います。   〔5番 濱浦佳子議員 登壇〕 ◆5番(濱浦佳子議員) 私は、先ほどご迷惑をおかけしたことは、市長に言ったんじゃありません。この長時間にまたがって、こういうことに足をとどめていただいたことに対して申しわけなかったから謝っただけです。 市長は投書のことを言われました。カワバタさんのこと、カワバタとドイと知ってると言われました。私、カワバタさんは知ってますけど、つき合いもしてません。 ただ、私の言ってるのは、投書をいただきましたからね、初め2回も来ました。だから、本当はこんなん、失礼ですけどガセネタと違うかなと思いました。だけど、2回も来られたから、やはり私は市民1,833の、一応市長さんと違いますけど、選ばれてるわけです。だから真意を確かめよう思って言うたんです。 だから、私の言うているのは、議員さんが3名と一緒に行くから政務調査費だと思います。ほんで、私の聞いてますのは、温泉旅行に行ったというから、ほな議員さんは、政務調査費使って温泉旅行行くのも、道義的に余りよろしくないと思うんです、泊まられたとしたら。だから、私は、それをお聞きしたから、違うと、ビジネスホテルに泊まりましたと言うていただけたら、それでよかったんです。でも、宿泊先を言っていただけなかったし、だからそれを聞いただけです。 私、あほと言われたときに、はっきり言いまして、市議会だよりに「も」と「は」を、「も」とあったんです。「行政協力費も」とありました。ほんなら、岡本市長は、これは「は」に変えるべきやと、こんなことぐらいわからんのかと、もっと勉強しいやと言われました。でも、私、これ東京の考古学者に聞きました。弁護士にも聞きました。「も」でもおかしくない。もしこれご不満やったら連れてきます。ただ、もし変えるとしたら、「は」じゃなしに「が」の方が適切と言われました。だから「も」も「は」もわからないと言われました。 そのときに副市長おられました、横に。それは、たしか8月10日でした。副市長が、「先生やっぱり、「は」に変えときはったらよかったんちゃいますかな」と言われました。 8月21日に市長に呼ばれました、来てくれと。私は、区長制度のことに対しては、もっと大きな考え方を持ってます。ただ、そこまで言いませんでしたけど、私は何も区長制度が悪いいうんじゃなしに、やはり改善をしてほしいと思っただけです。それを、一応私の落としどころというから、もう何も言いませんと。 私も、謝ってくれ言われました。ある方からお電話いただきまして、7月27日、夜6時ごろでした。名前出したら言えませんけど、115人を敵に回したら次の選挙通れへんと言われました、はっきり言うて。そういうことから、私は何も市長に「どうやこうや、けんか」そんなん言うた覚えありません。もし言うたんやったら、証拠見せてください。私、言うてません。議長にも申し上げてます。私からそんなけんか売ってません。はっきり言うて、向こうから、私が東京にいてるときに電話かかってきて、区長会の4役会、7人衆が会いたいと言うてきてると。ほんで、議長は気を使われて、7人と1やったら、濱浦さん気の毒やから2人ぐらいでと言うたと。そしたら会いましょうと言いました、私。でも、私は、謝れなんです、はっきり言うて、謝れの一点張りでした。 それで、私は本会議においてそれを言うたじゃないですか、はっきり言うて。それなのに、なぜ謝らなきゃいけないかと思うんです。だから、私、おかしいということで、謝らないけど、趣旨を理解していただくために書面を出しました。そしたら、ある区長さんが、こんな子どもの使い、もらえるか、謝ってないと突き返されたそうです。私は、それを聞いて悲しい思いました。やはり、名前は言いませんけど、区長会の人だったら、一言、自分の区長会に私の書面をかけていただいて、口頭なり書面で返答いただけたら--持って帰れ、子どもの使いやと返されました、はっきり言って。 それに対して市長は、ただ謝れ謝れと一点張りでした。そして、私は謝らなかったら、あんたはごちゃをしてんねんと言われました。そして私は、はっきり言いまして謝りませんと。そしたら、「も」と「は」のことを出されて、こんなことわからんのかと、小学校もう一遍行けやと。で、私はそうですかと帰りました。 帰って、3階へ行きました。局長と議長に、話が違うと、またもとに戻りましたと言いました。そしたら、市長が、松本部長を従えて3階のところ上がってこられて、そしたら事務局の職員さんが、局長、市長が来られましたということで、私は議長の応接室へ入りました。そのとき、扉があいてたんです。だから、そのときに、市長が上がってくるなり、あんなあほと話できまっかいな、議長と言われました。   (「そのとおり」の声起こる) だから、今そのとおりと言っておられます。人間というのは、学歴とか知識じゃないと思います。人間性の問題です。人をばかとか誹謗することは、何人たりともできません、その人の許可なしして。 こういうことを、私は、投書来たことは、やはりそういう疑惑があるから聞いただけなんです。だから決めつけてないはずだと思います。ここの内容にちゃんと書いてます。内容には信じられないこともありますがと、ちゃんと言ってるはずです。決めつけてません、そうでしょう。決めつけてましたか、ちゃんと見てください。 だから、私も不安ありました。こんなん、ガセネタといったら失礼かわかりませんけど、こんなことして、正しかったら、匿名なんかで出したらあかんわけです。正直に名前出してくれたら信用できました。私も、でも1回は、2回も来られたんやから、公費って書いてきてましたから、私も聞いてみよう思ったんです。だから、三浦室長に言ったのは、泊まるとこはどこのホテルやったんですか、旅館やったんですか、温泉宿かどうか知りませんけど、それをお聞きしたかったから聞いたけど、お名前言ってくれなかっただけのことやと思います。 私、人の面前であほとか、そして先ほども狂ってると言って出ていかれました。狂ってるかわかりません。自分のことがわからないというのは、私は市長よりも学歴もありません、知識もないかわかりません。でも、人間というのは、たとえ学歴、知識がなかっても平等です。はっきり言うて私はそう思います。 私の母は、首長に、ここの市長のトップの方に「小学校行けや」と言われたら、母は泣くでしょう。私、それを言うのは、組合員の方、いいとか悪いとかじゃないんです。要はご家族もあると。いろんなことを配慮して物を言うべきだと私は思っただけです。 だから、もし市長が私に、それを責任負えと言うんやったら、どうぞ私に法であろうが何であろうがしてください。結構でございます。私も、誣告罪と名誉毀損とセクハラで告発いたします。 ありがとうございました。終わらせていただきます。 ◆10番(寺田悦久議員) 議事進行に異議あり。動議申し上げます。 今、皆さん大変お疲れでございまして、先ほど議員間の中で、この議会の延長の話もございました。そういうことも十分にわきまえつつ、議事進行について一言申し上げたいことがございます。 先ほど、濱浦議員は、議会本会議中の中でいろいろとご意見をおっしゃいました。今ございましたように、本人の議員の口からございましたように、非常に表現は悪うございますが、ガセネタかもわからんと。そういうことをもとに、我々、市長のみならず、恐らく当会派のことを指しておられるだろうと受け取れる発言だというふうに思います。 私たちは、物見遊山で行ったのではございません。政務調査にのっとりまして、そういう中で、柏原市の発展を念に願いつつ、いろいろ先進都市の行政視察に伺ったわけでございます。そういうことを、この公の場で、ガセネタと本人の口からおっしゃいましたが、そういうもとに発言をされたのでは、我々の政治生命にかかわるゆゆしき問題。どうか皆さん、ここひとつ理解をしていただきたい。 この発言において取り消しを求めますと同時に、先ほど某組合でございますか、その中で某議員という、いろんな話の議論をされました。その中で、理事者の方に向かれまして、目で合図か、そしてまた指を指してくれというふうにおっしゃいました。あのいろいろな質問を見ますと、私どもの巽繁議員は、そういう流れの中では反社会的行為に値するととらえかねません。 そういうことから、この部分におきましても取り消しをお願いいたしたい。議長にひとつ、議運等に諮っていただきたいというふうに思います。 ○乾幸三議長 暫時休憩いたします。 △休憩 午後7時20分 △再開 午後7時55分 ○乾幸三議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 休憩中に議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。中村幸平議会運営委員長、報告願います。   〔20番 中村幸平議員 登壇〕 ◆20番(中村幸平議員) たびたびの休憩でございますが、傍聴の皆さんにも申しわけございません。議会運営委員会の中村幸平でございます。 休憩中に議会運営委員会を開催いたしましたので、その内容についてご報告申し上げます。 先ほど、寺田議員から動議があり、この取り扱いについて協議いたしました。 その結果、今会期中に議会運営委員会において事実関係を調査することといたしました。議員各位におかれましては、よろしくご了解のほどお願いを申し上げます。 以上で、報告を終わります。 ○乾幸三議長 ただいまの委員長報告どおり取り扱いますので、各位のご協力をお願いいたします。 お諮りします。議案第44号、議案第45号、議案第47号及び議案第52号から議案第54号まで並びに議案第58号の7件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ご異議なしと認めます。よって本7件については委員会付託を省略することに決しました。 これより本7件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。   〔「なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結いたします。 直ちに採決いたします。 お諮りします。議案第44号 有功者表彰推薦については、同意することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ご異議なしと認めます。よって議案第44号については同意されました。 お諮りします。議案第45号 寄附の収受について及び議案第47号 柏原市土地開発公社定款の一部変更については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ご異議なしと認めます。よって議案第45号及び議案第47号ついては原案どおり可決されました。 お諮りします。議案第52号 柏原市個人情報保護条例の一部改正について、議案第53号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正について、議案第54号 柏原市手数料条例の一部改正について及び議案第58号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ご異議なしと認めます。よって議案第52号、議案第53号、議案第54号及び議案第58号については、原案どおり可決されました。 なお、報告第14号 専決処分報告については、地方自治法第180条第2項の規定による報告で、議決不要であります。 次に議案第46号、議案第48号から議案第51号まで及び議案第55号、議案第56号、議案第59号並びに議案第61号、議案第62号については、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。  --------------- ○乾幸三議長 次に、日程第3、議運第1号 特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りします。本件については、柏原市議会委員会条例第5条の規定により、7名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、お手元の付託表のとおり、認定第1号から認定第9号までを付託して、閉会中継続審査といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾幸三議長 ご異議なしと認めます。よって認定第1号から認定第9号までの決算認定議案については、決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中継続審査とすることに決しました。 ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、10月3日の本会議において選任することといたしますので、よろしくお願いいたします。  --------------- ○乾幸三議長 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 あすより10月2日までを休会とし、3日に本会議を再開いたしますので、当日は午前10時までにご参集願います。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後8時1分...